東海道歩きで宿泊施設を選ぶポイントと1日に歩く距離

先週2泊3日で東海道を歩いたのですが、最初の2日間で計40km歩いたせいか相当疲れてしまい、3日目はヘトヘトになりながら帰宅しました…

特に、連続で歩き続けたことが体に負担だったようで、夫は足の筋肉痛で疲弊し、私は日差しの影響で体力を消耗してしまいました。

まぁ、普段1日20km歩くこともないので仕方ないですが…

そんな中で感じた、東海道を歩く際の宿泊施設を選ぶポイントを紹介したいと思います。

ネット評価が高い

東海道歩きは宿泊施設自体少ない道を通る場合も多く、普段の旅以上に利用者の声やコメントを参考にして予約するのがおすすめです

「泊まれればどこでもいい」なんて思いがちですが、継続して歩き続けるためには宿泊施設は大事です。

カビや埃で疲労感が増すのは困ります…

夕・朝食付き

今回1日目に経験したことですが、宿泊施設付近に適当な飲食店がない場合、夕食のためだけに飲食店のある場所まで歩くことになってしまいます。

疲れていると外出するだけで体力を消耗するので、なるべく夕食が付いた宿泊プランがある宿泊施設を選ぶのがおすすめです。

もちろん、宿泊施設が繁華街にあったり、食事はコンビニ弁当で良いという人なら素泊まりプランでも問題ないでしょうが、そうでなければ食事を配慮した方が後々の疲れ方も違ってきます。

布団でなくベッド

今回1日目はビジネスホテルでベッド、2日目は旅館で布団だったのですが、布団よりベッドの方が圧倒的に体がラクでした。

足腰に疲れが溜まりやすいので、なるべくそこに負荷をかけないベッドがおすすめです。

せっかく東海道を歩けるくらいの健康体でも、疲れている時には痛めやすいので無理せず、体を労わりながら歩き続けるのがおすすめです。

東海道(旧東海道)沿いにある

東海道と旧東海道を両方利用して歩いていますが、その道から離れていない場所にある宿泊施設がおすすめです。

そうすれば、翌日もそこからスムーズに歩き出すことができます。

予約を取れなかった場合は仕方ないですが、そうでない場合はなるべく東海道(旧東海道)に近い宿泊施設を選ぶことをおすすめします。

宿泊施設は(食事も含めて)、1日の疲れがちゃんと取れるような所を選ぶべきです。

都内近郊と同じ感覚で「どこにでもビジネスホテルがある」とは思わないように…

事前リサーチが功を奏す感があるので、旅程が決まり次第だいたいの宿泊施設をピックアップしておくと便利です。

1日に歩く距離

江戸時代の人は東海道五十三次492kmの道のりを、1日平均約33km計13~15日で歩いたといわれていますが…

実際に東海道を歩き始めて、我が家では1日に歩く距離は15km前後で留めておいた方がいいという結論に達しました(続けて歩く場合)。

というのも吉原~興津の22.4kmを歩いた際に疲れ果ててしまったから…

もちろん日程や天候も関係しますし、普段よく運動をしている人なら20km以上歩いても大丈夫だと思います。

ただ、アスファルトなので歩き続けることによる体へのダメージは、想像以上に大きくなります

余裕を持った距離設定にしておいた方が後から出る疲労も少なく済みますし、体も痛めにくいです。

普段から歩きなれたウォーキングシューズやランニングシューズを履いて、動きやすい服(寒暖を調節しやすいもの)を着用。

持ち物(日帰り)は極力少なくしつつ、無理をしない速さで1日に15km前後歩き進めていくのが、東海道歩きで大切なポイントだと思います。