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定年後にキレやすくなる男性たち―その原因とは

time 2017/05/16

「定年後に夫がキレやすくなった」、「父親が退職後怒りっぽい」などという現象が増えているようです。

どうやら男性は、60代~70代になると男性ホルモンであるテストステロンが低下し、抑うつ症状が起きることがあるらしく、欧米ではこうした症状を「気難しいお年寄り症候群」や「イライラ男性症候群」と呼んでいるそうです。

この症状は、女性の更年期障害にも似ているそうで、本人たちにも歯止めが効かないものなのかもしれません。

しかしながら、こうした症状の存在を知らなかった私は、歳を重ねても性格が穏やかでない多くの中年~高齢男性を目にして驚きました。

特に、勤務中や街中、電車内で、そうした中年・高齢男性を見かけた際はビックリしました。

ただ、そうした場面をよく観察してみると、相手が自分より弱い立場の人だとキレることが多いように感じました。

つまり、中年~高齢者男性がキレる原因は、会社の中で偉いといわれる立場に長い間居続けたため、リタイア後も「周囲の人々にそのように接してもらって当然」という考えが抜けないためではないか?といえる気がします。

専門家によると高齢者がキレる原因は、先の抑うつ症状以外に、社会のスピード感についていけない、孤独感がある、承認欲求を欲しているため、などがあるそうです。

確かにそれらも原因かもしれませんが、私が考える主な原因は、長い間会社で大きな顔をしていられたがために、「高齢者は若い者より偉い」という縦社会・儒教的思想が体に染み込んで離れず、そうした扱いを会社外でも周囲に求めてしまうためだと思います。

つまり、こうした中年~高齢男性を生み出したのは、日本の会社であり社会の制度そのものなのです。

若者の多くはこうした中年~高齢男性を傍目にしながら、「自分はああならないように生きよう」と他山の石として決め込んでいるはずです。

それゆえ、中年~高齢男性の多くは、歳を重ねれば重ねるほど謙虚な姿勢を心掛ける必要があると思います。

そうでなければ、リタイア後には誰からも相手にされなくなる状況を自ら作ってしまう可能性が高いのではないでしょうか?

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