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西安・興慶宮公園をのんびり歩く

time 2017/07/18

西安に滞在時、「興慶宮公園」という公園へ行きました。

西安滞在時には色々な公園に行きましたが、どの公園でも人々が楽しんで生きていることを感じました。

ここ興慶宮公園は、唐代の玄宗皇帝が楊貴妃と住んでいた興慶宮、の跡地に建てられた公園です。

興慶宮の建物は、唐代に戦火で崩壊しましたが、現在は復元されて園内に。

公園といっても、その面積は広大で散歩には最適。

日本では味わえない趣のある雰囲気を味わうことができます。

園内には池もありボートに乗ることもできるようですが、この公園に10回以上来ていて一度も乗っている人を見たことが在りません…。純中国産であろうボートに乗る勇気を、外国人だけでなく現地の人も持てないのでしょうか?

ちなみに、広場では多くの庶民が活動しています。まず、太極拳をする人々。

こちらは、何かの体操で体を鍛える人々。

健康器具で体を鍛える人々。中国おもしろ健康器具でも紹介しましたが色々すごい…。

うちわのようなものを持ったダンスで体を鍛える人々。

続いて、社交ダンス。

楽器を演奏する人、周囲で歌う人々。

足元には、歌詞が。

また、麻雀をやっている人々。

室内でも。

もちろん、座って休憩したり、お喋りを楽しんだりしている人もいます。

ちなみに園内には「阿倍仲麻呂記念碑」があります。

唐に渡った阿倍仲麻呂が、ここで玄宗皇帝に謁見したために建てられたそうですが、設立年は西安と日本・奈良市の友好都市締結5周年記念の1979年です。

とはいえ、大理石で作られた記念碑には「阿倍仲麻呂記念碑」と刻まれ、側面には阿倍仲麻呂が故郷の奈良を偲んで詠んだ詩が記されていて、少ししんみりとした気持ちになりました。

西安には、同じように日本から渡中して青龍寺の恵果和尚を訪ねた空海がいました。空海は、無事に日本に帰ることができ、弘法大使として真言宗を開きました。

が、当初20年だった滞在予定を2年で帰国したのは、「こんなとこに長くは居らんねぇ」と色々な面で思ったからだと思います…。

阿倍仲麻呂もあんな和歌を読んだくらいですから、心底帰りたかったのでしょう…。美味しい食事、清潔な街、美しい空気と水等々、故郷の景色以外にも思うところがあったはず。

そして、もし阿倍仲麻呂が日本に帰ることができていたら、たぶん歴史は大きく変わっていたことでしょう。

とはいえ、阿倍仲麻呂はずば抜けて優秀で知的で文化的素養もあったため、玄宗皇帝からの信用が厚く、なかなか日本に帰してもらえなかったといいます。

結局、長安で生涯を終えるわけですが、そんな帰りたくても帰れなかった阿倍仲麻呂の悲しみを思うと、この興慶宮公園そして西安も、違った景色に見えてくるような気がします。

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