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グアムで見た「ラッテストーン」

time 2017/07/10

グアムの「ラッテ―ストーン公園」で、ラッテストーンというサンゴ石でできた巨石を見かけました。想像していたものよりも小さく感じましたが、神秘的。

ラッテストーンとは、マリアナ諸島の古代チャモロ文化の名残で、「ハリギ」と呼ばれる柱身と「タサ」と呼ばれるコーヒーカップ状の石から成り立っている石のことを指します。

9世紀から15世紀の「ラッテ期」と呼ばれる時代に数多く作られた石で、チャモロ族と呼ばれる人々の生活に欠かせないものだったそうです。

ただ、チャモロ人は文字を持たない民族で、ラッテストーンが何のために作られ、どのように利用されてきたのかの記述は残っておらず、いまだに謎の多い不思議な遺跡とされています。

ただ、どのラッテストーンも3~7つほどが平行に2列に並んでいることから、当時の村にあった建物の基礎として使用されていた可能性が高いと考えられています。

グアムは年中蒸し暑いですから、地面から家床が離れていることは重要なことだったのでしょう。生活の知恵ですね。

1600年頃にスペインが入植してきたあたりから、ラッテストーンは姿を消してしまいました。

そのため、今ラッテストーン公園にあるのは、アメリカ海軍司令部付属機関があるフェナバレーの旧メポ村にあったものを1956年に移したものだそうです。

ちなみに、ツアーで行った「ラッテストーン公園」以外にも、グアム島内(海岸線や川のふもと)には多くのラッテストーンがあるらしい(グアムだけでなく、サイパンなどのマリアナ諸島にも残っているらしい)。

ラッテストーン1つの高さは約2mありましたが、住宅の基礎として頑丈そうな印象を受けました。グアムには大きな台風などもきますから、蒸し暑さ対策以外にも色々な工夫が必要だったのかもしれませんね。

過去・現在にこだわらず、風土・気候に合わせた生活の知恵を知るのは、面白いものです。

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