昔働いていた個人経営の居酒屋での思い出

10代の頃働いていた個人居酒屋でのお話です。

店主は女性で、彼女をママさんと呼びながら営業のお手伝いをしていた私。

そんなお店へはママさんの人柄を慕って、地元企業の社長をはじめ、さまざまな職種のお客さんが来ていました。

お客さんは当時10代だった私を妹や娘のように可愛がってくれて、人生経験の浅い私にはいろいろ大変でしたが…それだけ勉強になることが多かった期間でもありました。

料理やたばこの銘柄、お酒の名前、ホッピーの飲み方、セクハラのあしらい方?など色々なことを学びましたが、ママさんが酔っぱらった後(フリ?)のお店を営業するのはキツかった記憶があります…

ただ、ときどき常連のお客さん数人とラーメン屋に行ったり、飲みに行ったり、パブやボーリングに行ったりしたことは良い思い出です。

様々なことが印象に残っていますが、1番覚えているのはママさんが毎日作るお通しの味。

毎日1品ですが手間暇かけて作られたお通しは、どんな料理であっても美味しく、お客さんの評判も良かったです。

私もいくつか料理を作っていたのですが、1つだけ得意料理がありそれが意外に好評で、近くのパブやキャバクラなどへ届けていた記憶があります。

今考えると??ですが、何でもアリの面白い居酒屋でした。

仕事終わりにママさんに連れていってもらった、ラーメン屋や串揚げ屋が今でもあれば行ってみたいです。