ぺんぎんメモ

出雲市駅から「らとちゃんバス」で石見銀山(世界遺産)②

time 2017/04/14

出雲市駅から「らとちゃんバス」で石見銀山(世界遺産)①のつづきです。

昼食は「Cafe&Dining Roomin’」というお店で頂きました。ここは梅の加工場だった場所をリフォームして作ったお店だそうです。

店内は天井が高くて明るく広々としていました。時間的にお客さんは少なく、快適に食事を摂ることができました。

カレーと1番人気のデミオムライスを注文。食事メニュー以外にスイーツやアルコールもあるようです。

昼食後は「代官所地役人旧河島家」へ。代々銀山の役人を務めたという河島家の住宅です。こちらは武家屋敷ならではの造りになっていました。

河島家の夕食例です。割と良いものを食べていますね。

2階に上がると武家屋敷らしいものが多くしまってありました。

歴史を感じさせる物がびっしり詰まっています。

こうしたものを見ると、当時の空気を少しでも味わうことができるので好きです。ただ江戸時代の物って、どうも色が濃くて圧迫感を感じます。

石見銀山は自転車での観光も勧めているほど広い場所なので、歩いてまわるのには十分な体力・気力・時間を要します。周囲の山々を見ていると、工業化されていない時代に人の力だけで銀を掘り出したことの過酷さを感じてしまいます。北海道の囚人道路や黒部ダムではないですが、非常に多くの人を犠牲にしたのではないかと想像します。

観光が一応終わって石見銀山公園でバスを待つ間、近くにある「五百羅漢」を見てみることにしました。途中、羅漢寺というお寺を通ったのですが、賽銭要求がすごくて……でした。

羅漢寺の五百羅漢は、鉱山で亡くなった人々の供養と鉱山の安全祈願のために、約25年かけて建てられたものだそうです。羅漢像の建物内に入った時は、そんな重い空気に飲まれてしまいました。

自動販売機も石見銀山風。無理やり感が否めませんが。

とはいえ、石見銀山周辺は出雲大社がある出雲市とは違って、街全体が寂しく感じました。もっと観光客がいたり私達の滞在時間が長ければ違ったのかもしれませんが、出雲大社のように長居したい雰囲気ではなかったです。

帰宅後知ったことですが、石見銀山には罪人の処刑場跡と処刑された人を入れた千人壺など負の遺産もあるようです。世界遺産登録の際に役所を含めた地域全体が隠したため、現在では観光案内図にも掲載されなくなったようですが、石見銀山では銀を掘りに間歩へ入った人が銀を盗まないよう、見せしめのために処刑をしたそうです。

とはいえ、無実の人も処刑したり、処刑された人々の遺体を周辺井戸や千人壺などに投げ込んだりしたことは、人権無視の江戸時代を象徴するもので、消し去るべき歴史ではないはず。

帰宅後、そうした歴史・閉鎖的な面を知り、滞在時に感じた寂しい雰囲気の原因を知った気がしました。もちろんそれだけではないと思いますが。

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奨学金を返済しながら移住・セミリタイア生活に向けて準備しているブログです。安全な食、倹約、生活環境への言いたい放題、旅行など実体験を踏まえてお届けします。

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