ぺんぎんメモ

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腸をきれいにすれば健康・美肌になる

time 2016/11/15

ここ数年、慢性的な下痢や顔の赤みに悩まされていたのですが、どうやらその原因は腸にあったということが分かりました。

というのも、下記の方法で腸内環境が改善していくにつれて、下痢は完治して顔の赤みも消えていったからです。

 

激増する生活習慣病

近年、生活習慣病にかかる人・その予備軍も激増しているようで、身体の不調を感じる人は多くなっています。

しかし、それを予防しようにも、具体的に何に気を付ければ良いのかハッキリしませんし、生活習慣病になれば薬でしか治せないような風潮が目立ちます。

ちなみに、生活習慣病とはどんな病気を指すのかといえば、脳卒中、心疾患、高血圧、悪性新生物(ガンなど)、糖尿病、高尿酸血症(痛風)、脂質異常症(高脂血症)などの病気で、慢性疾患とよばれるものです。

この慢性疾患というのは、主に自分の体内で発生する毒素によって全身が侵されるために、身体に危険な症状が慢性的に続く病気のことです。

 

生活習慣病は怖い

この慢性疾患の怖さは、ひとつの生活習慣病から、他の重い生活習慣病との合併症を引き起こし、命が危うい状況になることです。

生活習慣病の最たるものはガンで、大腸がん・肺がん・胃がんが男女とも多くなっています(2010~2013年)。

また、最近激増しているのが糖尿病です(「食べる順番で「糖尿病を予防できる」」「糖尿病の特効薬「あずきカボチャ」で糖尿病を治す」)。

糖尿病が怖いのは、「糖尿病性腎症」などの合併症を引き起こすことです。

 

腸内環境が良くする

こうした病気を防ぐために1番必要なことが、腸内環境を整えることです。

近年、腸内環境が健康を維持するためにいかに重要であるかが分かってきましたが、腸内環境が悪化していると、口臭や臭いおなら、吹き出物、慢性的な頭痛、脱力症状、無気力症などの原因になるといわれています。

腸は、生きていくために必要な栄養素と水分を体内に取り込めるほとんど唯一臓器(胃はビタミンB2、鉄、カルシウムなどを吸収するとされる)です。

 

腸は免疫システムの要

また、腸は病気になることを防いでくれる身体の免疫システムの7~8割を担っていると考えられています。

しかし、腸の粘膜の細胞には痛みを感じる神経がないために、腸内で異常が発生して忍び寄る危険があったとしても気付くことが難しく、その結果、手遅れの状態になってしまうということが多いのだそうです。

そうした状態になるのを防ぐために、現状の腸内環境がどういう状態にあるのかを知り、良くない状態であれば良い状態へ持っていくために対処することが不可欠です。

 

食生活の変化

まず、多くの現代人の身体は、パン食、肉食、乳製品、調理済み加工食品の摂取により、砂糖漬け、肉漬け、油漬け、人工化学物質漬けになっています。

そうした食生活になったのは戦後以降ですが、それ以前は野菜や海藻、魚、大豆食品などの植物性たんぱく質中心の食生活でした。

それゆえ、そうした食生活の大幅な変化が、腸にも大きな負担をかけたといえますが、同時に食物繊維を含む野菜を摂取しなくなったことが腸内環境を悪化させた主原因とも考えられます。

 

食物繊維の摂取量低下

なぜなら、食物繊維の摂取量が大幅に減少したことによって、小腸や大腸の粘膜にこびりついた汚れをきれいに掃除してくれる存在が減ってしまったからです。

さらに、食物繊維は大腸に住みついている善玉菌のエサにもなるため、食物繊維を摂取しなくなることで、善玉菌が減って悪玉菌が増えて、大腸の消化・吸収能力と免疫力を低下させることにも繋がってしまいました。

そうやって腸の働きが鈍化するにつれて、便秘や下痢になる可能性が高くなり、結果的に腸の汚れと便秘によって腐敗毒素や腐敗ガスが大量発生し、それが身体全体へ広がって重大な病気へと繋がっていくのです。

 

大腸が汚れているか

腸には大腸と小腸がありますが、重大な病気に繋がる症状が真っ先に現れるのは大腸のほうです。つまり、大腸が汚れていなければ、正常に腸が働いていると判断できます。

そして、大腸が汚れているかどうかが真っ先に現れるのが便です。

便をみれば、大腸がその本来の役割をきちんと果たしているか、正常に機能しているかどうかが一目でわかります。
ポイントは以下の3つです。

  1. 臭い

 

腸内環境が良好な便の色

まず、便のですが、理想的な色は、黄色に近い黄土色の便です。それより色が濃い茶色や黒色に近付くほど、大腸が汚れていることを示しています。

濃い茶色の便は、肉や乳製品などの脂肪分の摂りすぎと考えられます。脂肪分を消化・分解するのは、十二指腸で分泌される胆汁とすい液で、胆汁は濃い茶色をしています。

つまり、脂肪分を摂れば摂るほど、十二指腸は多くの胆汁を分泌しなければならず、その結果、便の色がどんどん茶色になっていくのです。

 

黒い便や赤い便は要注意

また、黒い便は深刻な便秘を示すもので、脂肪分の摂りすぎはもちろん、長い間大腸に便が溜まっていたために、水分のほとんどが吸収されてしまった状態です。

さらに、そうした黒い便が長期間続くような場合、大腸より前にある消化器官の胃、十二指腸、空腸などから出血しているおそれがあり、胃ガンや胃潰瘍、十二指腸潰瘍の可能性があるので、早期に病院で検査を受ける必要があります。

また、赤い便が出た場合は要注意で、大腸内で粘膜の異常が起きて出血している可能性が考えられるので、一刻も早く検査をする必要があります。

 

腸内環境が良好な便の形

2番目のポイント、便の形ですが、腸が正常に動いていることを示す理想的な形は、バナナ位の太さの真っ直ぐで長くて表面が滑らかな便です。

表面が滑らかなのは、大腸の粘膜から薄い粘膜層がはがれ落ちて便を包んでいるためで、便をスムーズに排出するための腸液がきちんと分泌されている証です。また、そういった便は力まずとも排出され、トイレットペーパーで拭いてもほとんど汚れません。

そうではない、細くて、短く、曲がった便が出てくる場合や、ウサギの糞のようにコロコロと小さい塊の便が多く出る場合は、大腸が非常に汚れており深刻な便秘状態を示しています。

またそれとは、反対に、水のように流動状のものや粥状の便が頻繁に出る場合にも、大腸の汚れによって腸が正常に機能していないことを示しています。

こうした水溶性の便は、大腸の粘膜に、小腸で消化しきれなかったたんぱく質や脂肪分などが付着した状態であるため、大腸が食べかすから水分などを吸収できずにそのまま排出されたものと考えられます。

 

腸内環境が良好な便の臭い

最後のポイントである、臭いですが、理想的なのはほとんど無臭な便です。便に強い悪臭や腐敗臭があれば、非常に問題がある腸内環境であるといえます。

便が臭う原因は2つあり、1つは腸内細菌の悪玉菌が牛肉や豚肉、乳製品などの高たんぱく質・高脂肪食品を摂りすぎると発生しやすくなるインドールとスカトールという化学物質のせいです。

もう1つの原因は、慢性的な便秘です。悪臭と腐敗臭が強くなるのは、便秘によって大腸内で便の腐敗が進み、大量の腐敗毒素と腐敗ガスが発生しているためなのです。

以上のような、チェックポイントを参考に排便の際は便を観察することをおすすめします。そうすれば、現状の腸の状態を知ることが出来ますし、毎日の便を確認する習慣を付ければ、食習慣の乱れを自覚するきっかけにもなります。

 

腸を正常な状態にするには

先程のチェックポイントにより、腸が汚れている可能性が高いと気付いた場合は、食習慣と生活習慣の改善によって腸をきれいにする必要があります。

まずは、食習慣の改善ですが、重要なのは食物繊維の摂取です。先ほども言いましたが食物繊維には、大腸の粘膜に付着した脂肪やたんぱく質をこそげ落としてきれいにしてくれる効果があります。

つまり、食物繊維を摂取すれば、もともと大腸がもっている消化・吸収の働きがより促進され、腸液の分泌も正常化されるので、食べかすをスムーズに排出しやすくなり、便秘予防に効果があるのです。

また、食物繊維は、腸内細菌の善玉菌のエサになるので、善玉菌が増えて小腸で消化できなかった栄養素の消化が促進され、大腸における栄養素の吸収率・免疫力の向上にも繋がります。

 

日本人本来の食生活に戻す

食物繊維を多く含む食品は、玄米、大豆、ごぼう、ひじきなどですが、私はひじきに含まれるヒ素が心配なので、国産大豆や無農薬玄米、ごぼうを摂取しています。

また、以前は職場に持参していたお弁当に入れていた、調理済み加工食品(惣菜、レトルト食品、冷凍食品)や市販菓子を食べないようにしました。

同時に、味噌、納豆、漬物などの発酵食品を積極的に摂取するようになりました。発酵食品には、大腸にとって、有益な乳酸菌類などの善玉菌を多く含んでおり、特に大豆が原料の味噌や納豆には、植物性たんぱく質も豊富で栄養価も高く含まれています。

 

体本来の力が戻ってくる

次に、生活習慣の改善ですが、できるだけ自然のリズムに沿った規則正しい生活をし、適度な運動をすることが大切です。また、市販薬(特に抗生物質)の使用を極力避けてみてください。

それは、薬によって一時的に症状を抑え込むことが、本来身体がもつ自己治癒力・免疫力を低下させてしまうことになり、(特に抗生物質は)大腸の腸内細菌の多くを殺してしまうので、多用すると善玉菌と悪玉菌のバランスが崩壊し、結果として深刻な栄養障害や免疫力の低下、免疫異常などを起こしてしまう可能性が出てくるためです。

上記2点は、仕事をしていれば実施することが難しいことかもしれませんが、意識するだけでも変わると思います。そしてもし、生活習慣が改善できれば、身体が本来持っている力を正常化でき、病気とは無縁の身体になることができるのです。

 

メディアや広告に踊らされない

経済中心の社会ではどうにかして医薬品を使わせようとしますし、便利でおしゃれな食事を提案してきます。

でも、そうやって世間の風潮に乗せられていると、結果として病気になりやすい身体になるだけでなく、本来身体が持っている力まで奪ってしまうことになり、生活習慣病などの慢性疾患を招くことになってしまうのです。

そうした状態にならないために、食生活を含めた生活習慣を見直し、腸の働きを正常化させることが急務です。

私は上記のように、食生活を改善した結果、慢性的な下痢と顔の赤みから解放されました。とはいえ、肌を見る限り長年の乱れた食生活により腸はまだ汚れた状態だと思うので、これからも継続して美腸を目指していこうと思います。

 

(参考文献)『腸が寿命を決める』澤田幸男・神矢丈児著 集英社新書 2015年

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