ぺんぎんメモ

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人間の能力は「安心感」で開花する

time 2017/01/30

現代に生きるほとんどの人が、本来持っている能力のほとんどを開花せず、生涯を送るといわれます。人によってはいくつもの草鞋を履き、多彩な能力を発揮する人もいますが、その違いは何でしょう。

能力を開花・発揮できない人に対して、社会は努力不足というレッテルを張りたがりますが、努力という言葉には戦時中のような根性論的意味合いも感じるため適切とは思えません。

と同時に、努力だけで本来持っている能力を開花できるのか甚だ疑問です。能力を開花させることが成功とするなら、成功するためには努力の他にも多くのものが必要です。

 

マズロー五段階欲求説

よく言われるのが「運」ですが、それ以外に私は「安心感」が不可欠だと思います。

ここで挙げたいのが、マズローの五段階欲求説です。これは、人間の欲求には5段階あり、1段目の欲求を満たさなければそれより上の欲求を満たせないという説です。

1段目は生理的欲求、2段目は安全の欲求です。この2つは人間の基本的な欲求であり、食事や排泄などが満たされ、生命の危険がない場所での生活が満たされることを意味します。

3段目は社会的な欲求で、これは社会と繋がり認められたいという欲求であり、4段目は尊厳の欲求、5段目が自己実現欲求となります(そしてマズローは晩年に6段目の、目的の達成だけを純粋に求める自己超越欲求も発表しています)。

 

安全の欲求を満たせていない

能力を開花させるためには、この2段目の安全の欲求が不可欠です。しかし、現代の多くの人がこの安全欲求を満たせていない状況にあり、その結果能力が開花できずに人生を終えている気がします。

安全が満たされない状態とは、戦争などでいつ命の危険が迫ってくるかという外的要因以外に、日常生活が極端に閉鎖的な状況(学校と自宅の往復or会社と自宅の往復など)に置かれた場合に精神的に追い詰められることにより、命を断ったり自分を守るために病気になる等の内的要因があると考えています。

この安全の欲求が満たされ、自分が常に守られているという安心感を得られることが、能力を開花させるためには欠かせないと思うのです。

 

愛情不足が原因で

安心感が得られない最大の原因は、親からの愛情不足です。表面的に愛情を受けて育った(物理的に満たされた生活環境を享受していた)としても、子どもはその表面的な愛情を感じて心は空白なんてことは多いにあり得ます。

特に親が忙しく子どもに構えなかった場合、子どもは自分の欲求に蓋をして、親の都合のよい「よい子」になろうとします。

また、親から限定的な愛情を受けて育った場合も同じで、親の求める人間像に合致する場合だけ愛され認められると愛情不足になります。

その結果、子どもは安心感を得られるどころか、心が常に周囲によって左右される環境で育つため、自分を徐々に喪失していき、自分の能力を開花したり能力を発揮するどころではなくなってしまうのです。

 

安心感は重要

安心感のある人は、能力を開花できるだけでなく、自信を持って生きているため、心が強いです。それゆえ、仮に他者から嫉妬や攻撃を受けても、跳ね返す力を持っており、継続して能力を開花することが可能となります。

それでは、現在満たされていない安全欲求を満たし、安心感を得るためにはどうすればよいのでしょうか。

これは、現在私も考えているのですが、明確な答えが見つかっていません。おそらくですが、自分で自分に愛情を与えながら、本当にやりたいことに時間を費やすことが1番なのではないでしょうか。

日々好きなこと・やりたいことに時間を割くうちに、徐々に自分の本来の欲求も見えてくる気がしています。

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