ぺんぎんメモ

「愛着障害」によって傷つきやすい日本人

time 2017/02/10

『愛着障害』という本を読みました。書店でもよく見かける本なので、読まれた方もいらっしゃるかと思います。

愛着障害は、幼少期に養育者との愛着形成が不十分であった場合にその人の人生にマイナス影響を及ぼす可能性がある障害です。

この本を読みながら大小の差こそあれ、日本人の多くが愛着障害を持って生きているのでは?と感じてしまいました。

愛着形成を行えない要因には様々あると思いますが、元来日本には親と子の繋がりをそこまで重要視する文化や風土がなかったからのように思います。

むしろ歴史的にみても親子で争うこともありましたし、幼少期から大人と同じように振る舞うことが善しとされてきた社会的背景がありますから、愛着どころではなかったのかもしれません。

それゆえ、愛着形成が不十分な親子が大半であり、むしろ日本という社会は愛着形成が不十分がゆえに成長してきたのでは?と考えさせらる面もあったほどです。

『愛着障害』著者の岡田尊司氏は『愛着障害の克服』という本も出されていますが、その中では、愛着障害を克服するためには養育者との関係修復が必要と仰っています。

しかし、愛着障害になる関係性で、関係修復を図ろうとする養育者は少ないはずで、とすると、養育者の代わりになり得る信頼できる他者に頼るか自分が自分の養育者となって自分を認め生きていく以外に方法はないようです。

信頼を寄せられる他者が身近にいるなら他者に頼ることもできますが、そうできない場合は「自分が自分の親になる」という強い気持ちで生きていくことが不可欠なようです。

でも、その過程は相当過酷な道のりでしょうね。だって親でもないのに自分の親になるのですから。でも、そうしなければマイナスな影響を自分や他者に与えながら生きることになるので、過酷な道のりでも強い気持ちで歩んでいきたいものです。

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