ぺんぎんメモ

「母親とのスキンシップ量」は自信と他者への依存度を決める

time 2017/02/15

『子供の「脳」は肌にある』という本を読んで、興味深い事実を知りました。それは、「母親と十分にスキンシップがあった子どもは依存的になりにくい」ということです。

日本社会での一般的な教育方法は、母子の接触を多くさせないことを善しとし、甘えさせるよりも厳しく育てることを尊ぶ傾向があります。

確かに、物欲的に子どもの欲を満たすような甘えさせ方は良くないと思います。が、最近、母親と子どもの接触=スキンシップによって甘えを満たす方法は、子どもの人格形成に非常に重要な役割を果たすことが分かってきたので、母子の接触による甘えさせ方は必要だといえるでしょう。

推測ですが、戦争中に生まれ育った子どもの多くは、母親とのスキンシップを十分に取れなかったため、そうした子どもが大人になって子どもを持った場合も、同じようにスキンシップの少ない母子関係を育むのではないでしょうか?

その結果、物質的には満たされた時代に生きていても、他人に依存しやすい人間へと成長し、人間関係において様々な弊害を生んでしまう気がします。

著者も、

母親とのスキンシップを十分にしてもらえた子どもというのは、甘えの欲求もまた十分に満たされ、受け入れてもらえた安心感から自分に自信をもてるのである。だからこそ、他に依存せず自ら行動を起こすことができるのである。」(前褐書53項)と述べています。

そして、著者は日本の伝統的なスキンシップ法を勧めています。日本の伝統スキンシップ法とは、「おんぶ」、「抱っこ」、「なでなで」、「こちょこちょ」などです。

それは、子どもの頃に母親の肌と接する機会を多く持たせることが、性格形成上、いかに重要であるかを表しています。

「3つ後の魂百まで」と言われますが、この本を読んで3歳までの母親とのスキンシップは、英才教育とは比較にならないほど重要だと痛感させられました。

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