ぺんぎんメモ

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幼少期の愛情不足は「評価を得るため」の努力を促す

time 2017/06/27

親からの愛情に不安抱いている子どもの多くは、親の愛情を確かめる行動を多く取ります。

例えば、イタズラをして親を困らせたり、親から構ってもらえるよう気を引こうとしたり、親に褒められたくて好きでもないことをやったり。

とはいえ、それは子どもだけでなく大人にもある症状のようで、子ども時代に親から愛情を得られないまま大人になった人の多くは、親や世間からの評価を得るために異常に必死になるように感じます。

 

親の肯定的なメッセージ

親から「元気でいるだけで存在を認められ、何もしなくても価値がある」という肯定的なメッセージを受け取っている子どもの多くは、自己肯定感が高く色々なことにチャレンジする力を持っています。

そうした子どもの場合、行動の基準は親や世間から評価されるかという点ではなく、自分がしたいこと・やりたいことかという点になります。

そして、その子どもが大人になったときには、身体を壊すまで異常に努力することは少なく、ある程度のところで自らストップをかけることができます。

 

親の否定的なメッセージ

しかし、親や周囲から「元気でいるだけでは存在を認められず、能力や功績がないと価値がない」という否定的なメッセージを受け取っている子どもの多くは、自己肯定感が低く、行動の基準が自分がしたいこと・やりたいことではなく周囲の評価になります。

そうした子どもが大人になると、身体を壊すほど異常な努力をするケースが多く、下手をすると過労死や自殺に追い込まれることになります。

 

個人より社会を優先

これらは周囲で起こったことからの推測ですが、日本人には親から否定的なメッセージを受け取って大人になる人が多い気がします。

そしてその結果、自己肯定感が低くなり、自分のやりたいことよりも世間や周囲の評価を重視する人ばかりの社会になっているように感じます。

自殺や過労死が多いのも、奴隷的に働かされて何の疑問も持たないのも、教育が原因の面もあると思いますが、根底には親が与える否定的なメッセージに原因があると思っています。

世間や社会に迷惑をかけることを子ども時代から異常に禁止させるのが日本社会。

つまり、個人の子どもの人格よりも社会の環境維持の方が優先されるのです。極端な場合では、子どもの人格さえ認めないこともあります。

ただ、そんな社会風土でも、親が子どもに肯定的なメッセージを送れていれば違うでしょう。

それでは、なぜ親は肯定的なメッセージを送れないのか?

 

子どもを取り巻く環境

その原因を考えると、日本が歩んできた歴史が影響しているように思います。

幾度もの戦争、貧しい時代、親の苦労を軽減させるために必死に働いた時代、という風にこれまで子どもを取り巻く家庭環境・社会環境が過酷なせいだったことが大きいと思います。

もちろんそれは仕方のないことかもしれませんが、親が子どもに向き合って肯定的なメッセージを与えられる環境が増えれば、違った風土の社会になっていく気がします。

今後、子どもを取り巻く環境が温かく穏やかなものになっていくことを願うばかりです。

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ぺんぎん

ぺんぎん

神奈川県在住、夫と2人暮らしの30代。何気ない日常・旅の光景や価値観の記録。香川県への移住&早期リタイアを目指して地道に活動中。

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