四季折々の花を愛でる余裕を持ちたい

日本では、年中いろいろな花を観賞することができますが、ちょっと近所を散歩するだけでも美しい花が見られるのが素敵です。

幼い頃、道端に生えているタンポポやシロツメクサ、レンゲなどで冠を作って遊んでいましたが、今も近所でそれらが咲いている風景を見ると懐かしくなります。

いつか自分の畑を持てたら、レンゲやシロツメクサ、クローバーなどが一面に生えている畑にしたいなぁと思っています。

春になると至る所で桜を目にしますが、数年前に多磨霊園で見た桜は見事でした。

あまり人がいなかったのも良かったのかもしれませんが、満開に咲き誇った桜は、青空と重なって絵画のような美しさでした。

また春は、チューリップも!

ベランダに植えているチューリップは、前年秋頃に球根を植えておくと、暖かくなるにつれて少しずつ茎が伸びてきて、蕾が出てきて花を咲かせてくれます。

その後はバラ。

大船フラワーセンターで見たバラは、特に素晴らしいものでした。一輪でも、他の花に比べて圧倒的な存在感を放つ様がとても素敵で優雅です。

個人的にはチューリップもバラも、開きかけている状態が1番好きです。

神代植物公園のバラもみずみずしくて素敵でした。バラにはたくさん種類があるみたいですが、私が好きなのは小ぶりで単色、新鮮さを感じるバラです。

梅雨には、あじさい。

下田で見たあじさいは鮮度が高く、みずみずしさを感じました。あじさいは葉っぱや枝、根も大きいので、花の中では特にたくましい印象を受けます。

夏は、アサガオやひまわり。ひまわりは花が大きいので、ひまわり畑などの集合群はとても迫力があります。そのせいか、個人的に種の部分が少し怖いです、、、

意外に知られていませんが、蓮も夏の花。秋田県久保田城のお堀に咲いていた蓮の花は、日本昔話に出てくるような立派なものでした。

秋になると、コスモスやマリーゴールドをよく見かけますが、大船フラワーセンターで見つけた名称不明のこの花は、ヒヨコみたいで可愛いかったです♪

冬になると、ベランダのシクラメンが最盛期を迎えます。暑さに弱いため夏は元気がありませんが、涼しくなるにつれて蕾が出てきて、寒くなると咲き続けてくれます。

季節折々にいろいろな花を愛でられる環境は素敵ですが、多忙な生活を送っていると、そんな余裕自体なくなり、咲いていることさえ気付けなくなります、、、

そして疲れていると、花が咲いていても何の感動も覚えなくなります、、、

ただ、自宅に花を飾ると住人の疲れを吸収してくれるようなので、たまにはベランダで育てている花を摘み取って自宅に飾ってみようかなと思います。