生理的に無理な人がいる職場では働かない

まだまだ日本では、人間関係が理由で仕事を辞める人のことを、よく思わない傾向があります。

「そんなことで辞めるなんて」という価値観の人が多く、「辛抱我慢」という考えが根強いようです。

でも、我慢して酷い人間ばかりの環境で働き続けていると、病気になる可能性があります。

「人間関係」と一言で言ってもさまざまで、生理的に無理な人(同性でも異性でも)、意地悪な人、イジメる人、パワハラする人など様々です。

そんな人々でも気にならないレベルなら良いですが、そうでない場合は辞めた方が良いと思います。

極端な話、「同じ空気を吸うのも嫌」というほど嫌いな人と仕事をしていれば、体を壊して当然なのでできるだけ早く退職したほうがいい気がします。

まぁ、とはいうものの……簡単には辞められない場合がほとんどなので、組織で働く大半の人々は「仕事だから」「そんな人はどこにでもいる」と割り切っています。

が、そうやって生活のため・子どものため・家族のためと神経をすり減らし、身を削って働いているうちに、心身ともに蝕まれていく人を何人も見てきました…

知らないうちに限界を超えてしまい、病気になるだけでなく、自ら人生を終えてしまう人がいるのも分かるような気がします。

人間関係で病気になる人の大半は、「これも人生勉強」だと嫌いな人と無理して付き合ってきた人が多い気がします。

もちろん、何か目標があってそうするのなら仕方ないですが、そうでない場合は(場合によっては目標があっても)、無理な人がいる組織には長居しないほうが良いと思っています。

自分が合わないと感じる場所や空間に無理して居続けても、心身を傷付けている場合が多く、

それは自分も周囲も大切にしているとは言えません。

現状を辛抱我慢するよう精神論を説いてくる人がいたとしても、

世間体や職歴などを盾に退職を踏みとどまるよう助言してくる人がいたとしても、聞き流す必要があります。

なぜなら、自分の体や命は自分でしか守れないからです。

誰も未来を保障してくれないからです。

今も根強い根性論に傾倒し、苦しさに耐えることを選択するのは自由ですが、苦しさに耐え続けても過去の時代のように報われるとは限りません。

昔と今は違います

時代はどんどん変わっています

世界的な競争が苛烈化する中、日本政府が税金の使途不明金を増やす中、現場労働者への風当たりは増し続けています。

生理的に無理な人間といて心身を壊す前に、退職して、新たな道を歩んでいく方が健康的で人間らしく生きられるのではないかと思います。

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