ぺんぎんメモ

1周回って親との距離

time 2017/09/16

子どもをバカにする親とは距離を置くでも書いたのですが、親子関係は各家庭によって必ずしも良好とはいえないものがあります。

特に、親自身が家庭環境に恵まれなかった子ども時代を過ごしている場合は、子どもに少なからず影響するため、関係性が良くないことが多々あるようです。

私自身もここ数年は、苦手な親との接触を最小限にとどめてきましたが、自分に気力・体力が戻ってきたこともあって、親との距離も付かず離れずのものになりつつあります。

親にされた辛いことを許す・許さないは別にして、親=他人として接するようにしたのが良い結果を生んでいる気がします。親も1人の人間で完璧ではないこと、を自覚できるようになったのも大きいのかも。

以前読んだ精神病理学の本で、私の場合「自分の親は自分」と思って生きることが、唯一自分が幸せになれる方法だと知り、それ以降親を親と思うことはやめました。

「自分の親には自分がなる、誰も認めてくれなくても自分が認め続ける」、そう決断した訳です。

それはかなり苦しいものでしたが、自分が幸せになるためには不可欠なことなので、決断後は良い方向へ進んでいるように思います。

家族内での苦労が多いと、親子・兄弟・姉妹の距離が必要以上に近くなる場合があるようですが、私の場合も母親との距離が近すぎた時期があったかと思います。色々と大変すぎて母が病んでしまっていた時期は、長女として母のことを支えないと!などと思っていた時期もありました。

家庭内でも大きな社会と同じように、弱い立場の人が犠牲になります。それは家の外で抱えてきたストレスを、家の中で解消しようとするからだと思います。それが連鎖して1番弱い立場・1番当たりやすい立場の人にいってしまうのです。

そんな家庭のあり方は、愛情あふれた経済的に余裕のある家庭では想像できないものです。同時に、そういう人達からの助言は、家庭内の問題で苦しんできた人々には有害になることがあります…

「親を憎むのは良くない、親を大切にしないといけない、親には感謝・孝行すべき」など、正論を言われることが多いようですが、それは苦しんでいる人々をさらにどん底に突き落とすことになります。

私は実家を出て十数年が経過し、ようやく自分と自分の家族を客観的に見る余裕ができて、親との距離も適度に保てるようになってきた気がします。

そんな時間を経て思うことは、親から精神的に自立することがいかに難しいかということです。

私だけでなく世間一般にも、経済的には自立できても精神的には自立できない人が多いそうなので、親との距離を適度に保つのはやはり難しいことなのだなあと感じています。

とりあえず、今は「自分の親は自分」という生き方で必死に生きています。私の場合、親と離れることが幸せになることらしいのですが、とりあえずは一定の距離を保ちながら、自分の幸せを追及し続けたいと思います。

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奨学金完済を目指しながら、旅、食、自然、心理、(セミ)リタイア、海外移住、晴耕雨読生活などを 追い求めて暮らしています。

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