ぺんぎんメモ

続けることより大事なのは人の命

time 2018/08/24

最近読んだ『逝きし世の面影』という本の中で、チェンバレンが日本人の性質について、鋭く考察している部分がありました。チェンバレンがいうには、日本人には

知的訓練を従順に受け入れる習性や、国家と君主に対する忠誠心や、付和雷同を常とする集団行動癖や、さらには外国を模範として真似するという国民性の根深い傾向(17項・8)

があると指摘。

チェンバレンによる日本に関する考察が全て当たっている訳ではないですが、この指摘については日本社会で30年以上生きてきた日本人である私にとって、強く共感せざるを得ないものだったので、外国人に見抜かれていることに驚きと同時にショックでもありました。

特に、「国家と君主に対する忠誠心や、付和雷同を常とする集団行動癖」は今も変わっていないもの。島国であると同時に厳しい自然環境があり、さらには閉鎖的村社会でもある、そんな過酷環境で生き抜くために身に付けざるを得なかった性質なのかもしれません。

それにしても、数百年前すでに外国人にここまで本質を見抜かれていたなんて、社会の行く末をつかさどる日本社会の重要ポジションをスパイ?に乗っ取られ、いとも簡単に庶民の多くが洗脳されてしまうのも無理はないのかも…

今なお、日本が世界と比べて豊かな先進国だという平和報道があり(最近日本称賛の本が増えていますね)、尊い命の犠牲のもと社会の存続を優先させるシステムが幅を利かせていますが、そんな社会で生きることは自由のない=生きているとはいえない奴隷の状態かと思います。

事実、厳しい生活環境から生まれたのは、チェンバレンが指摘した日本人の性質だけでなく、日本列島にはびこる低い人権意識もそうだと思います。何かにつけて、人の命(特に子ども、女性、労働者などの弱者)を犠牲にして社会を運営しようとする概念は、悲しいかな、現代にも通じるものです。21世紀になった今でも…

人権意識が低い=人の価値が低い日本では、今後さらに庶民の暮らしにくさが加速していくことでしょう…そんな社会を生き抜くために、自分ができる行動をしていきたいものです。

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奨学金完済を目指しながら、旅、食、自然、心理、(セミ)リタイア、海外移住など追求して自由に暮らしています。

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