ぺんぎんメモ

人件費をきちんと入れない商品・サービスばかりの日本

time 2018/12/27

劣悪な労働環境(サービス残業、休日出勤、長時間労働など)が当たり前の日本社会ですが、その割に給与は上がらずむしろ頭打ち。給与に見合わない待遇以上の責任を、現場労働者に課し続けています。その原因は長らく、生産性の低さのためと言われてきました。

どの企業(組織)においても、誰も求めていない不要な部分にまで100%の完成度(場合によってはそれ以上)を求めるため、他国に比べて生産性が下がっているといわれているのです。

日本にある企業(組織)では大抵、効率化・合理化よりも「昔からそうやっている」やり方が優先されます。村社会における掟のような見えない縛りがあり、「おかしくても、それが長の決めたことなら従わなければならない」という空気が蔓延しています。

それでも、「皆がそうやっているから仕方ない」という同調圧力によって、労働者を犠牲にした間違った労働環境が維持されています…

とはいえ、個人的に考える劣悪な労働環境のわりに給与が頭打ちである原因は、「生産性の低さ」以上に、商品やサービスにきちんと人件費を入れていないことがあると思います。

それは、失われた20年の間に各企業が業績を上げようと、商品やサービスに価格以上の付加価値を付けることを求めた結果だと予想しています。

その結果、人件費がきちんとINされていない、「コスパの良いもの」しか売れなくなり、値段相応の商品やサービスはコスパが悪いと判断されるようになってしまったのです。「安くていいもの」でないと売れなくなったわけです

最近は100均でも「Made in Japan」が増えましたが、それだけコスパの良い商品でないと売れない経済的後退があるのかな?と思います(アジア諸国の人件費高騰もあると思いますが)。そうやって企業自ら厳しすぎる消費者を生み出してしまった訳ですが、直接被害を受けているのは現場労働者でしょう…

良質な商品やサービスに対して、相応の値段を払えなくなってしまった日本人は、国家レベルで今後もっともっと貧しくなるのではないか?と思います。

実際、今の日本は先進国とはいえないくらい経済的に後退してきています。10年以上前に香港へ行った時、ビクトリアハーバーから見えるビル群には、日本の名だたる企業名が数多く見られました。が、5年前に行った時には数社へ減り、今年行った時にはパナソニックだけになっていました…

人権意識や女性の社会進出レベルは数十年前から発展途上国以上に遅れていましたが、とうとう経済的にも後退し始めています。もちろん、それが良いか悪いかは分かりません。実は高度経済成長期が異常であり、急速に経済成長したことによって失ったものも数多くあったかと思います。

今後は経済成長以外の面で、社会が発展・成長すべき時期に来ているのかもしれません。日本には良い面が数多くありますが(日本社会の良いところを挙げておく)、そうではないマイナス面を直視しないで先進国ツラしていると、庶民の心だけでなく実生活までもがどんどん荒んでいく気がします…

意図的なものなのか?、日本語で手に入る外国情報には偏ったものが多いので、最近より一層英語を使えないと危険だと認識するようになりました。本とアプリと英語で書かれたブログを併用しながら英語の勉強を欠かさず、島国日本で何とか生きていきたいものです。

       



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奨学金完済を目指しながら、旅、食、自然、心理、(セミ)リタイア、海外移住、晴耕雨読生活などを 追い求めて暮らしています。

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