ぺんぎんメモ

幼少期に得られなかったものを生涯かけて求めてしまうのは

time 2019/01/19

個人的に信じている「マズローの5段階欲求説」という学説によると、人間の欲求には5段階あり、1段目の欲求を満たさなければその上の欲求を満たせないといいます。

1段目は生理的欲求、2段目は安全の欲求ですが、この2つは人間の基本的欲求であり、食事や排泄などが満たされ、生命の危険がない場所での生活が満たされることを意味します。

3段目は社会的な欲求で、これは社会と繋がって認められたいという欲求であり、4段目は尊厳の欲求、5段目が自己実現欲求となります。そしてマズローは晩年、6段目に、目的の達成だけを純粋に求める自己超越欲求も発表しています。

この学説に基づくと、1段目や2段目の基本的欲求を満たせなければ、その上にある欲求も満たせないことを意味します。終戦直後に生まれた人の中には、そうした生理的欲求や安全欲求を満たせずに過ごした人も多かったかもしれません。

ただ、「生命の危険がない場所における生活」を得られなかった場合に求める安全欲求は、戦争や紛争、自然災害などの物理的な危険以外に、幼少期に何らかの理由で、親から守ってもらえない・十分な愛情を得られないという精神的な危険があった場合にも、満たされない気がします。

そう考えると、幼少期に生理的欲求や安全欲求などの基本的欲求が満たされなかった場合、それを追い求めるために生涯を費やすことも考えられるわけです。例えば、お金、母性、父性、名声等々。

現在、日本社会は物質的には豊かになりながらも、人権無視で成り立っている部分も多くあり、とても人々の心が豊かだとはいえない状況だと思います。

豊かになる過程で犠牲にしてきたものが多すぎるのか?島国根性・閉鎖的村社会から脱却できないからか?科学技術の発達や社会の流れに人がついていけなくなっているからか?その全てが原因なのか不明ですが、ともすると日本社会には前述した安全欲求さえ満たせない社会環境があるのではないか…と思えてくるのです…

安全欲求が満たされれば、その上の欲求である社会的欲求や尊厳欲求、自己実現欲求へと欲求も移っていくのでしょうが、そうならずに精神面で悩む人が増えているのは、多くの日本人が幼少期にその欲求が満たせない環境があるからでは?と思うことが増えています。

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奨学金を返済しながら移住・(セミ)リタイア生活に向けて準備しているブログです。社会環境への言いたい放題、旅、食事など実体験を踏まえてお届けします。基本的に自由で、科学的かどうかは重視していません。

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