日本国民を守る法整備が不可欠

江戸時代における庶民の暮らしを知るにつれて、150年前までの日本人がどういう人々であったか少しずつ分かってきました。

そして日本人の本質を知るにつれて、現代の働き方は日本人には合っていないのでは?と思うようにもなりました。

開国後、世界と戦うために無理やり矯正し続けた性質各種…きっと日本以外にも経済成長する過程で、国民にそうした矯正を強いた国は多かったかもしれません。

が、諸外国は少なくとも、政府が自国民を守る仕組みをつくっているように思えます…知識不足なので明確なことは申し上げられませんが、この国には自国民を守る仕組みが不足しているように思います……

それは、政府自らこの国に住む庶民を危険にさらしまくっているからです。

戦争・紛争・テロがなく交通事故も減っていて安全国家だと思わされていますが、公権力の数字はいくらでも操作できますし、行方不明者数や自サツ者数は年間数万人~います。

また、危険な食品が蔓延していたり、いまだに差別的・閉鎖的・画一的な部分が数多くあったり、人権や自由が制限されていたりします。

税金徴収のために都合のよい部分だけ他国制度を取り入れて、自国民を守る法整備はせずに終始「自己責任論」で抑えつけることも多々あります…

もちろん声上げる国民が少ないことも問題でしょうが、軍隊教育しか機能していない監視社会では難しい気もします。

戦後70年以上が経ち、賢く聡明で優秀な人々が数多くいる国であるにもかかわらず、いまだに自国民を守る法整備がなされていないのは、この国の教育が間違っている証だと思います…

明治時代に石川啄木が大逆事件後、『時代閉塞の現状』を書いて明治政府の強権を批判していますが、現代はそれと似たような状況に見えます。

絶望的な社会環境にも関わらず楽観視していると、数十年前と同じように言論・思想弾圧が行われた挙句、いつのまにか戦争になっていそう…

なので、現実を直視して行動し続けなければと思います。そして必要とあらば海外移住する覚悟も必要かもしれません。