ぺんぎんメモ

悩み・苦しみには、自分らしく生きていくための大切なメッセージが入っている

time 2019/02/05

以前にもご紹介したことがある『「普通がいい」という病』。現代日本社会における精神的な病の本質を、分かりやすく紐解いた本だと思います。そのせいか、何度読み返してもその度に腑に落ちる部分があります(私の理解力が乏しいせいもありますが…)。

今回はその中で、「不幸印のギフト」という項目を抜粋したいと思います。

現代人は、悩み・苦しみに出くわすと、これはどこか具合が悪いんじゃないかと思って、すぐにどこかへ持ち込んでインスタントに解決を図ろうとする傾向があります。~中略~

しかし、こういう悩み・苦しみの中には、とても大事なメッセージが必ず入っています。それを、他人が、ただ表面的に解決法のみを提供してしまうと、本人がそれを受け取り損なうことになります。それどころか、同じメッセージを届けるために、何度でも同じような災難が本人に降りかかってくることになってしまうのです。~中略~

ここで言うメッセージとは、よくあるような「摂生しましょう」とか「食生活の改善」といった次元のものではありません。もっとその人の、根本にある価値観や生き方自体に関わるような、深いメッセージのことです。~中略~

本人の基本的な価値観のところに革命的と言えるほどの大きな変化が起こり、そして、生き方が見直され人生も変わっていったということなのです。

同じようなことが、うつ病のみならず、他のいろんな病態の人たちでも起こるようになってきて、私は「病気には何らかのメッセ―ジが込められている。そしてそのメッセージを受け取ることが出来れば、その病気は消えていくはずだ」と、考えるようになりました。~中略~

〈病気や苦しみとは、天からのギフトのようなもので、その中にとても大切なメッセージが入っている。だが、それは《不幸印》のラッピングペーパーに包まれているので、たいていは嫌がって受け取られない。しかし、それは受け取らない限り何度でも再配達されてきてしまう。思い切って受け取ってその忌々しい包みをほどいてみると、そこには、自分が自分らしく生きていくための大切なメッセージが見つかる〉(p33~36)

おそらく大半の方が、上記文章にあるような感覚を、何らかの経験によって掴んだことがあるかと思います。

私自身は過去働いていたいくつかの会社で、毎回燃え尽き症候群になっていたことを思い出します。実はそれは学生時代から無理をし続けていた結果起こっていたことだったのですが、渦中にいる間は全く気付かず、数年後に客観的に人生を見られるようになってようやく、数十年におよぶ自分の生き方自体が間違っていたことに気付いたのです…

当時はよく「生き急いでいるね」と言われていましたが、これが自分の生きるペースだから仕方ないと開き直っていたくらいです。でもそのペースだと長くは生きられないことを身をもって知ってしまいました。

とはいえ、数十年続けてきた自分なりのペースを、突然変えるのは無理な話なので徐々に徐々にという感じで、以前の自分では考えられない生活を送りながら、程よいペースを模索しているところです(貯金を切り崩しながら…)。

生きるために収入を得ようと働くわけですが、組織の中で働くと、毎回どうしても短期間に結果を出そうと無理をしてしまいます。そこにはおそらく、結果を出さない自分は肯定されないという固定観念があるのでしょう…

ただ、現代において一般的なサラリーパーソンは、結果を出さなければ評価も給与も上がらず、立場によっては島流しや解雇される可能性もありますから、そういう観念をもつのも仕方ないことかもしれません。

そういう観念を強く持っている私のような人間は、他者から結果を求められない個人事業主として、自分のペースでボチボチ働いていくのが向いているかもしれませんね。

       



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奨学金完済を目指しながら、旅、食、自然、心理、(セミ)リタイア、移住など追求して自由に暮らしています。

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