
パリ観光は観光客が少ない11月が最適、ヴェルサイユ宮殿の続きです。
ヴェルサイユ宮殿の屋外には、景色の美しい広大な庭園があります。
広すぎて迷ってしまいそうになりますが(実際迷いましたが…)、時間をかけてゆっくり散歩すると、素晴らしい景色を見られると思います。

庭園には噴水がありますが、近づいてみると装飾がエグく辟易、、、
あちらの建造物にはよく見られるようですが、奴隷と貴族と民衆で人間を分けていた時代の産物のようです。
とはいえ、贅沢の限りを尽くしていた時代の貴重な産物でもあるため、文化遺産として軽く流しながら?庭園内をゆっくり歩きました。

紅葉が終わりかけている時期ですが、絵画のように美しい風景が広がっています。

素晴らしい画家を多数輩出したのも納得の、美しい景色が続きます。

こんな環境での運動は、さぞ気持ち良いことだろう!

このお兄さん達に「今何時?」と聞かれたので教えたら、笑顔で去っていった…
見た目がイカつくてちょっと怖かったです。

庭園内には羊が放牧されている場所も。

ようやくグランドトリアノンに到着。
寒い中歩くと体は温まりますが、かなり時間がかかりました。

グランドトリアノン内は、ヴェルサイユ宮殿ほどではないものの、
多くの調度品と豪華な装飾が施されていました。

ただ、ヴェルサイユ宮殿よりも装飾があっさりしている分、1つ1つの部屋が落ち着いた雰囲気。

もちろん豪華なことに変わりありませんが、絵画量が少なく各部屋の色合いが優しかったためか、
ヴェルサイユ宮殿のような圧迫感も感じませんでした。

この部屋は寝室のようですが、可愛らしい家具に囲まれていて素敵♪

こちらは、天井が白一色で上品な雰囲気の部屋。
どの部屋にも美しい絨毯と椅子、シャンデリアがありました。
部屋ごとの統一感がすごい!

ここは広間のようでした。

渡り廊下も美しく、左側には中庭が。

でもやっぱり絵画が苦手かも…風景画ならいいのになぁと何度も思ってしまいました。

ビリアード台とシャンデリアって合わなそうですが、造りが重厚だからか違和感ゼロ。

イスとソファが統一された可愛い部屋♪

細部にも凝っています。

ちょっと豪華な部屋。

部屋が多すぎて迷いそうになりますが、どの部屋にもそれぞれ特徴があります。

カーテンもカーテンタッセルも豪華で、絨毯との相性も抜群です。

ダンスホールのような大広間もありました。

プチトリアノンも観たかったのですが、疲れたのでまた次回。
ちなみに、グランドトリアノンやプチトリアノンでも他のパリ市内の美術館同様、
「パリミュージアムパス」が使えるため、事前に購入しておくと入退場がラクになります♪
パリ美術館共通パス「パリミュージアムパス」の料金・使い方・購入方法
ミュージアムパスが利用できるパリの美術館リスト

行きと違って帰りは誰にも会わず、それはそれで不安になりましたが、
無事にヴェルサイユ宮殿まで帰ってくることができました。

途中あまりにも人がおらず、広大な土地で同じような景色が続くので迷ってしまいましたが、、、

これは6月に行ったときの写真
ちなみに、時間をかけて歩かなくても、庭園内を走るミニ列車(プチトラム)を利用すれば庭園をラクに散策できます。
このミニ列車は、ヴェルサイユ宮殿からの停車箇所のどこで降りても良く、次に来た列車に再び乗ることができるもの(価格は往復で約7ユーロ)。

ヴェルイサユ宮殿観光後は、そのまま電車駅に向かいました。
ヴェルサイユ宮殿はパリ市内から少し離れていますが、当時の贅沢さが垣間見れるため、
1度は訪れてみるのも面白いかもしれません。


