香港で購入した「百合油(リリーオイル)」。
ずっとタンスにしまっていたのですが、最近また使い始めました。百合油は香港人にとって身近な薬のような存在で、どんな不調でもこの百合油で治そうとするようです。
その理由は、効能が幅広いこともありますが、香港では日本のように国民皆保険制度がないため、病気にならないように・なっても悪化しないようにするためだそうです。
主な効能は、風邪(ボールにお湯を張り5滴くらい垂らしてから蒸気を吸い込む)、流行性感冒、鼻詰まり、神経痛、関節やふしぶしの痛み、ひきつけ、ぜんそく、関節炎、打撲傷、歯痛、咳(ボールにお湯を張り5滴くらい垂らしてから蒸気を吸い込む)、痰、肩こり、筋肉痛、乗り物酔い、ヤケド、虫さされ、ハレです。
風邪や咳以外は、必要に応じて患部に適量を塗布し擦り込むと良いようです。
上記の効能だけでなく、百合油は5種類の成分(ラベンダー、ユーカリ、キャンファー、ミント、ウインターグリーン)を含んだ漢方アロマオイルであり、リラックス効果も望めるようです。
湿布のような香りがあるため、口や鼻付近に使うのには抵抗がありますが、肩こりや虫さされ、筋肉痛などにはよく効くので助かっています。最近では、重いものを持って生じた腕の筋肉痛に、お風呂上りに塗ったら一晩で治りました。
そんな健康効果抜群の百合油ですが、やはり香りが強いため外出時に使う勇気がいまだに持てません(笑) とはいえ、自宅に1本あれば万能薬として家族の身体を助けてくれるはず。
日本でも買えるようですが、売り切れとなっていることが多いようなので、もし香港に行くことがあったら是非買ってみてください(HK$22=約300円)。