『親には一人暮らしをさせなさい』を読んで自信と安心

これまで母親を、今後も1人暮らしさせ続けていいものか悩んでいました。が、この本を読んでその判断に自信?がもてました。

現状シニア世代の住居形態は、子どもが独立後は広い一軒家を売って中古マンションへ住み替えるのが一般的のため、

  1. 健康であれば中古マンションへ住み替える
  2. 財力に余裕があれば高級老人ホームに入居する
  3. 子ども夫婦と同居する
  4. 子どもが独立後も広い一軒家に住み続ける

のいずれかになっているようです。

個人的には以前、数か月間親と同居しただけで異常なストレスが溜まり同居は無理だと痛感したので、親には1人暮らしをして欲しいと思っています。

親子であっても10年以上離れて自活していれば、生活リズムや価値観の違いにより、色々な場面で意見がぶつかるのは当然。もちろん娘か息子かでも違うと思いますが、娘の場合は母親とはぶつかりやすい気がします。

そんなモヤモヤした悩みの打開策が『親には一人暮らしをさせなさい』に集約されていて、読んでいて少しずつ安心してきました。

また重くない程度に、介護が必要となる前・必要後の姿勢も書かれていて、今後の心構えとしてもプラスでした。

離れていれば心配になるけど、かといって同居するのはストレスになるので、時々会えるくらいの距離に住むのが1番いいのかもしれません。同居ではなく近居ですね。

30代となり親の老後生活を考える年齢になってきましたが、私には私の人生もあるので、親子であっても重くならないような気楽な関係性を今後も保っていきたいものです。