佐藤優氏の影響で、「火の鳥」へロシア料理を食べに行った

先月佐藤優氏の『十五の夏  上・下』を読んだのですが、それがとてつもなく面白かったため(特に上)、数日間で一気に読んでしまいました。

内容は旅行記ですが、1975年当時15歳の少年が東欧・ソ連を1人旅した内容だったので、ただただ驚きました。同時に、読み進めながらさすが佐藤優氏だなぁという印象を抱きました。

東欧・ソ連旅行は終始一貫して、彼の知的好奇心を満たす形で進んでいきますが、その経験内容とその描写が上手いこともあり、読者を東欧・ロシアに行きたくさせてくれます。

そんな旅行記では、繰り返し登場した食事内容も気になるものばかり!そこで年末、夫を誘ってロシア料理で有名な「火の鳥」というお店へ行ってきました。

京急久里浜線「YRP野比駅」から徒歩約10分(YRPとは、横須賀リサーチパークの略)、海岸沿いを歩いていると左側にお店が見えてきます。

お店は階段を上って2階。店内はロシア一色の雰囲気でした!店奥には大小さまざまなマトリョーシカやロシア人形が並び、絵画も飾られていました。

まず頂いたのはロシア紅茶。紅茶にイチゴジャムを溶かしたような味で、クセなくとても飲みやすくて美味しかったです。

お次はピロシキとボルシチ。どちらもロシア料理の定番です。

ピロシキはこれまで食べたことのある揚げたタイプではなく焼いたタイプで、専用のピリ辛ソースを付けて食べる形。そのせいか想像していた味とは違いましたが、これはこれで新鮮な味わいでした。

ボルシチは想像よりもサラサラしていて、本場はこんな感じなのか?日本人向けに食べやすくされているのか?不明でしたが、美味しかったです。

これは、つぼ焼き。ロシア料理では有名らしいのですが、初めて知った料理でした。つぼ焼きの中身が数種類から選べたので、きのこ&チーズを選択。

これがとても美味しく、上に乗っていたパン生地とも良く合ったのでいくらでも食べられそうでした!

最後、デザートにチョコレートケーキを注文。店内は満席に近い状態でしたが、雰囲気もよく店内装飾も食事内容も素敵だったので、急激に上昇していたロシア欲を満たすことができました♪

ただ、こんな社会情勢にもかかわらず、余計にロシアに行きたくなってしまいました…

近い将来、本場でロシア料理とロシア文化を堪能したいので、そのためのリサーチを今からコツコツしておこうと思います!