のつづきです。
当初、昼食も故宮博物院内レストランで摂って、丸1日故宮博物院を観賞しようと言っていた夫。
が、観賞3時間を過ぎた頃「これ以上観賞するのは疲労的に無理だ」から、紅30バスでMRT士林駅まで戻ろうと。
私はもう少し観賞&お土産売場を見たかったので少々口論になりつつ、、、
地下1階入口を出て左にあるバス乗り場から、紅30(平日はだいたい1時間に1本)に乗車。
乗客全員がMRT士林駅で降りたので、分かりやすくて助かりました。
13時半近くだったので、士林駅近くのモスバーガーで昼食。
1階で会計して番号札を受け取り、店舗2階に上がりましたが、小さい店舗のせいか13時半頃でも混雑。
ドリンクの大きさがレギュラーサイズでも巨大で、海外サイズだなぁと(レギュラーorラージのみ)。
ストローを挿さないHOT用フタがCOLD用でも使われ、フタがはずれないよう頑丈にテープで留められていました…
しかも氷は不要と伝わらずガッツリ入れられ、ドリンクの選択ができず甘いお茶になりました。
さらにメニューが少なかったので、食べられそうなものを選択したつもりでしたが…夫は「昔食べたマックのフィッシュバーガーの味…」と。
私の注文した海鮮かきあげライスバーガーもタレが中華風で、ポテトも中華風で、期待を裏切られた形。
それでも、食べられるだけ良かったと思おう。
クレジットカードが使えて、2人で1700円くらい。
食べている間降っていた雨は、出る時には止んでいました。
昨日買えなかった一之軒が士林駅近くにあったので、メロンパン、パイナップルケーキ、ヌガークラッカーを購入。
その後、地下鉄で台大醫院駅へ向かい、4番出口から二二八和平公園を横切って国立台湾博物館へ。
すぐ台湾国立博物館に到着。
入館料30元で、少し歩いた場所にある古生物館も見ることができます。
国立台湾博物館に来たかった理由は、児玉源太郎さんの銅像を拝みたかったから!
館内は外観同様、洋風建築で、団体観光客が1階壺の前で写真を撮っていました。
児玉源太郎さんの銅像は後藤新平さんの銅像と一緒に、3階の1番奥のスペースに展示されていました。
最初3階を見たときは見つけられず…1階まで戻って博物館の方に伺い、ようやく分かりました。
国立台湾博物館は、1908年に日本政府によって設立された台湾総督府博物館が始まり。
今ある建物は第4代台湾総督・児玉源太郎と民政長官・後藤新平を記念して、1915年3月児玉総督後藤民政長官記念館として竣工されたものだそうです。
うぅ……とうとう台湾にある児玉さんの像を拝めた…感無量です。
児玉さんの生涯を思い、銅像の前で涙ぐむ私を見て引く夫…「この銅像、実物より大きめに作っているんじゃないかなぁ」。
確かに、児玉さんは後藤さんより小柄でしたが、威厳を保つために実物より大きめに作られているとのこと。
奥のほうなので人がほとんど来ず、じっくり観賞できて大満足(変な女がいるから誰も来なかったのか…?)。
児玉さんが長生きしていたら、日本は違った道を歩んでいたと思う…けど上の世代が詰まっていたから結局たいして変わらなかったかな。
第2次世界大戦後この2つの銅像は撤去され、収蔵品の一部として保管されていたそうですが、2008年博物館設立100周年を記念して再び陳列されることになったそうです。
後藤新平さんの像ももちろん見ました、私の最推し・児玉さんを助けてくれて感謝(何様)。
さて地上3階地下1階の建物内には、台湾の歴史を知れる展示が続いていました。
以前使われていた生活雑貨、過去にいた動物(タイワンジカ、ウンピョウなど)や植物に関する展示も。
その後、台湾国立博物館チケットで見られる古生物館へ。
建物外壁に台湾土地銀行と書かれた古生物館、実は旧日本勧業銀行台北支店だったそう。
館内には、古代生物の標本や大型恐竜の模型、象の標本などが展示されていたほか、
台湾土地銀行の金庫がありました。
中へ入りましたが、なかなか面白かったです。
その後、歩いて行ける場所にあった総督府へ。
あと少しで着きそう。
総督府に到着。想像よりも巨大な建物で、ビックリ!
赤と白のコントラストが美しく、想像していた総督府の印象が変わりました。
建物端の方で撮ろうとしたら近くにいた兵士が、「建物正面で撮ったほうが上手く撮れるよ」的なことを指さして言ってきたので、建物正面へ移動してパチリ。
残念ながら私のスマホ性能では全体をおさめられませんでしたが、南国に映える素敵な建物でした。
総督府を後ろに道路を見ると、正面奥に台北101が。
総督府は午前中なら入れるそうですが、外観を見るだけで十分だったのでこの辺りで退散。
当初の予定では明日、高速鉄道(台湾新幹線)で故宮博物院南院のある嘉義駅へ行って帰る予定でした。
が、夫が終点・左営駅へも行ってみようというので、台北駅〜左営駅間乗り降り自由の外国籍限定3日間乗り放題パスを買うことに(これだと台北駅から左営駅の往復で元が取れるのです)。
スマホからKKdayというサイトにアクセスし、パスポート情報などを入力して予約購入。
駅構内のせいか電波が悪く、入力に激疲れしましたがなんとかできた…
窓口で予約バウチャーが表示されたスマホ画面を見せ、パスポートを渡し、開始日を伝えて、紙のパスを発行してもらいました。
以前も書いたように、窓口の駅員さんがとても親切だったので本当に助かりました。
観光時間が読めないので自由席で使用するつもりでしたが、すでに指定席は満席でした(笑)
その後、昨日と同じくMRT忠孝復興駅の大戸屋に寄り、弁当をテイクアウトして帰ホテル。
大戸屋ランチ、かぼちゃコロッケと目玉焼きの外側がいずれも硬く、崩れないための技法なのかと思案…
夕食後1人豆花を食べに、ホテルから数分の場所にある東區粉圓へ。
20時半すぎでしたが、イートインスペースは若者でいっぱい!
中国大陸や香港で入ったお店に雰囲気が似ていてほっこりしました。
注文スペースはガラガラだったので、4番の豆花を選び、具も三種類(花生、小豆、緑豆)選んでお会計(75元)。
容器に並々よそわれていたので、そぉーっと持ってイートイン壁側の席へ。
両側はともにカップルでしたが、それぞれ1つずつ注文し、途中で男性が女性の注文品に氷を足してあげていました。
食べきれるか不安になる量でしたが、優しい味わいで固体は完食。
液体を完食するのは無理だったので、外のバケツへ(他のお客さんが捨てているのが見えたので)。
これで2日目は終了。