学生時代の知人には、親が会社の社長だったり大学教授だったりする人がいて、ちょっとしたお金持ち的な話を聞く機会に恵まれました。
都内の一等地に自宅がある人も多く、駅の真上のマンションに住んでいたり自宅の敷地が広すぎたり等、驚いたことが何度もありました。
中でも驚いたのは、自宅にある自分の机の引き出しに数百万円のお金を保管?していた知人。
金融機関ATMの使い方を知らないと言うので、それなら普段使うお金はどうしているのか訊いたところ、自宅机の引き出しから出して使っているとのこと…
幼少期からそうだったらしく親の教育方針には少々疑問を感じましたが、それでも大金に囲まれて?育つがゆえにお金に対する執着はあまりないようでした。
よくタンス預金と言われますが、知人の場合は机預金ということなのか…
私のような庶民感覚からすると、セコムやアルソックなどで守られていたとしても心配になってしまいそう。
それにしても、数百万円が机の引きだしに入っている環境で育つというのは興味深く、今でもお金持ちと聞くとその知人のことを思い出します。
金融機関を信用しない人らしいエピソードなのかもしれませんが、机に数百万円入っていることも、そのことを周囲に話すということも、
大金持ちの人の感覚が分からない私からすると、とても不思議に感じたものでした。