『脳が冴える15の習慣』に、脳が本来備えている力を回復させる方法が載っていたのでご紹介。
以前、日常的に疲れていた頃の私は家事全般をするのが億劫で、簡単な片付けにも相当の時間がかかっていました。
手順がなかなか頭に浮かんでこず、浮かんでも行動に移す前に忘れてしまったり、やっと行動に移せても続けられなかったりしていたのです。
その頃を思い出しながらこの本を読んでいて、当時の状態に納得がいきました。
その当時の脳は基礎力が落ちていて、何をするのも面倒と感じる状態になっていたのです。そして、そんな状況から脱出するためには、脳本来の力を取り戻す必要があったのです。
まず必要なことは「身の回りの雑用を片付けたり、家事をする」こと。
部屋を片付けたり、壊れているものを修理に出したり、家事をしたりすることは、前頭葉の力を付けるために非常に効果的なことだそうです。
そうやって身の回りのことをし続けていると、徐々に前頭葉の指令を出す基礎力が付いてきて、以前は面倒だと感じていたこともそう感じなくなるらしい。
前頭葉の力が落ちている時に、いきなり大きな問題に取り組もうとしても、面倒に感じたり辛さに耐えられず挫折してしまったりすることも多いようなので、身の回りのことから始めるのがポイントみたいです。
ただ、前頭葉機能が著しく低下している場合は、片付け自体ができないそうなので、身の回りの片づけを普段から習慣化しておくことは、脳の力を低下させないためにも不可欠といえそうです、、、
忙しい時ほど思考が混乱しやすいそうなので、身の回りの片付けや整理を習慣化しておいて、日頃から頭の中も整理しておくと良いらしいです。
そうは言っても仕事が忙しかったり心配事があったりすると、身の回りの片付けや整理などは後回しにしてしまいがち、、、何とか片付けだけは続けられるようにしていきたいです。