自分の価値観を守るためにしてきた行動を思い返して

先日ご紹介した『暴露  スノーデンが私に託したファイル』に、とても印象的なスノーデン氏の言葉があったので、備忘録として書いておこうと思います。

人間のほんとうの価値は、その人が言ったことや信じるものによって測られるべきではありません。ほんとうの尺度になるのは行動です。自らの信念を守るために何をするか。もし自分の信念のために行動しないなら、その信念はおそらく本物ではありません」(p76)

これを読んで反芻しながら、これまで自分の価値観を守るためにしてきたと思われる行動を思い返していました。

するとその行動はどれも、自分のアイデンティティに直結している気がしました。

もしも当時行動していなければ、タヒんだも同然の人生を送ることになっていたと思います。

確固たる価値観がなく不安定な精神状態にあった幼少期の行動にも、何となくではありますが、自分の価値観を守ろうとする行動がありました。

その1つが、画家・池田浩彰氏のシンデレラでも紹介した『世界のメルヘン』(講談社、1981)。

この本は美しい挿絵がモチーフの童話集で、確か24冊がセットになったものでしたが、幼少期に知り合いから譲り受けて以降、辛い時期には毎晩読んでいたほど心の拠り所になっていた本でした。

誰にも助けを求められず、何が正しいのか自信がなくても進まなければならない中で、自分の行動を支える価値観の土台となった本だったと思います。

現実世界で理不尽なことがあった時も、この本のおかげで「いつか報われる」と希望がもてたし、美しい絵のおかげで眼福にもなっていました。

実家を出ると同時に処分してしまいましたが、思い返せば当時受けた影響は計り知れないので、今になって「処分しなければよかった」と思うこともしばしばです。

こうした小さな行動だけでなく、おそらく誰にでも”これだけは譲れない”という価値観を守るための行動があるかと思います。

自分と家族を守るために引っ越す、子どもを守るために移住する、安全性の高い食材を買う、自分の生き方を守るために1人になる等々…

ただ、行動には各々優先順位があるので、行動の種類によってはすぐに実行に移せない・移さない場合も多いかもしれません。

とはいえ、「もう限界、これ以上辛抱したら生きているのにタヒんでいるも同然」という感覚によって行動してきた私は、今後も同様のタイミングで行動するような気がします。

本当に守りたいものが失われそうになった時、もしくは失われかけていると自覚した時、あるいはそのギリギリのタイミングで、行動に移すのかもしれません。

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