小学生の頃できなかったミサンガを編んでいる

小学生の頃、優しくて器用な友人がミサンガを編んでくれたことがあり、

とても嬉しくてその友人に何度も作ってもらった覚えがあります。

が、後から考えると相当厚かましい行為で…

材料費も製作費も払わず、友人の貴重な時間とお金を奪っていたのです。

子どもとはいえ世間知らずというかなんというか…

そんな苦い思い出のミサンガなのですが、

当時、自分でも作りたいと思ってミサンガ(プロミスリング)作りの本を親に買ってもらいました。

が、不器用だったのと、編み図を理解できる能力がなかったためにすぐに断念。

居住地が田舎すぎて周囲に手芸店がなかったのもある気がします(言い訳)。

そんなミサンガ作りに再挑戦したい気持ちになり、先日ネットで刺しゅう糸を注文。

当時編みたかったけどできなかった、ななめ編みのミサンガを編むことに。

ネットで作り方を見ながら、試しに1本編んでみましたが…

編み間違えてつまようじで編み目をほどいてやり直したり、糸の扱いに慣れなかったり…

しながらも、なんとか念願のミサンガが完成!

25年越しとはいえ、当時できなかったことを自分の力できたことがなんとも嬉しい(ネットに頼ったけど)。

こんなに時間と労力のかかることを、数十年前に友人がしてくれていたかと思うと罪悪感しかない…

今で言うところの、友人の善意にタダ乗りしていた、ってことです。

そんな苦い思い出のミサンガですが、作るのが予想外に楽しかったので、ななめ編みでもう1本編み始めました。

慣れてコツがつかめてきたのか、前回作成時よりもスムーズ~

あと、何気に刺しゅう糸の色の組み合わせを選ぶのが楽しい!

そんな感じである程度満足できるまでは、ななめ編みでミサンガを編み続けようと思います。