私が小学生の頃に放送されていたドラマ、「29歳のクリスマス」(1994年)。
主演の山口智子さん(以下敬称略)が好きだったのと、山口智子、松下由樹、柳葉敏郎の3人の絡みが面白く、なおかつ仲村トオルが格好良かったので、再放送される度に見ていました。
あれから20年以上経過していますが、主題歌の権利関係でいまだにDVD化されていないので、再放送を見るかyoutube動画を見る以外にファンはこのドラマを見る術がありません。
そのため、何度も再放送されているようですがいまだに人気らしい。
それは出演者の演技が時代にマッチしているのもあるけれど、現代なら主演級の役者さんがゴロゴロ出ていることも大きい!
しかも、見ているとその時代に入り込んでしまうくらい魅力的な脚本だから、ケータイやスマホがない時代のドラマにも関わらず違和感を感じない。
出演者各々のイメージが、ちょうど役柄にピッタリ(水野真紀とか稲森いずみとか)だったのもあると思います。
山口智子は「ロングバケーション」(1996年)の南のイメージが強いですが、その2年前の「29歳のクリスマス」の典子のほうが個人的には好きです。
どちらも似ていますが、より芯がある女性という感じがして。
特に、第3話で木佐に対して典子が言った、「人生あっちにぶつかり、こっちにぶつかりしながら、傷をいっぱいつくって生きてきたの!」というセリフは今も心に残っています。
最後、松下由樹演じる彩を山口智子演じる典子が、親友として支えていくという終わり方も好きでした。
ちなみに、その後「29歳からのクリスマス・再会」という10年後の典子と彩を描く続編が発表されているそうです(電子書籍にて)。
ドラマのDVDは1つも持っていませんが、「29歳のクリスマス」がDVD化されたら即購入してしまうでしょうね、それくらい好きなドラマでした。
今はテレビさえ見ないですけど(笑)