パリで最も高い丘の上にある、サクレクール寺院(聖堂)。
白く輝く美しい建物ですが、モンマルトル地区にあるため治安がよくないのが難点です。
とはいえ、サクレクール寺院やその周囲の街並みは、有名画家ユトリロの絵にもあるように素晴らしいものです。
サクレクール寺院までは、各駅から坂と階段を昇っていく必要があるため、歩きやすい靴がお勧め。
階段が難しい方はケーブルカーでも昇ることができるようです。
登るにつれてその美しい建物が見えてきます。
サクレクール寺院は、普仏戦争で命を落とした5万8千人のフランス兵士を讃えることを目的として、1914年に建造されました。
建造には約4000万フラン(日本円で約46億円)の費用と46年の歳月がかけられており、遠くから見ても近くで見ても素晴らしい建物となっています。
サクレクール寺院の前からは、パリの街が一望できます。
サクレクール寺院には1度しか行ったことがないのですが、その時は寺院側の都合で中に入れませんでした。
地元の人らしき人も首をかしげていましたが、待ってもいても一向に開く気配がないため、そのまま帰宅したのを覚えています。
寺院内を見たかったので残念でしたが、その代わりサクレクール寺院の周辺をゆっくり散歩して美しい街並みを楽しみました。
治安があまり良くないと言われるサクレクール寺院周辺ですが、その建物の美しさを見るために1度は行ってみてもいいかもしれません。
サクレクール寺院の詳細