訪問時、境内の1番奥にある建物、蔵経閣はちょうど工事中。ただ、中に入ることは可能。
中を見ている間も、信者が次々とお祈りに訪れていました。工事をしていなければ屋根が金色に輝いているので、城壁から見ても廣仁寺(広仁寺)は目立つ存在だったはず。
何度か修繕されているようですが、内外とも派手な装飾はきっと設立当初からなのでしょう。
そんな訳で、蔵経閣内は今まで入ったことのないような空間でした。チベット仏教とはいうものの、インドで見た宗教関連施設に雰囲気が似ているような…インドに近い地域だから仕方ないか。壁画には色々な神様?が混在していました。
壁にはチベット仏教の文様。
廣仁寺(広仁寺)は、これがチベット仏教寺院かと思わせる色鮮やかなお寺でした。仏教とはいえど、日本のお寺の多くが地味なのとは対照的な雰囲気でした。
ちなみに、拝観料は10元(約160円)。
海外のキリスト教教会も過剰なほど装飾がされていることが多く、世界の主な宗教は神様・仏様を派手に祀るのが一般的な模様。ただ、これも文化の違いなのでしょう。
西安では長安時代から様々な宗教が流入しているため、色々な宗教関連施設を見ることができます。島国日本では見られない歴史的建造物が多くある街は、散歩するだけでもとても面白いものです。