豊臣秀吉がバテレン(キリシタン)追放令を出した真の理由

日本史では、豊臣秀吉がキリスト教徒を弾圧したことを習いますが、弾圧の理由は異教徒排斥としか教えられません。

が、最近になって弾圧の真の理由は、日本人子女を奴隷として海外へ売りさばいていたからだと知りました。

キリシタン達がそんな奴隷貿易をできたのは、キリシタン大名の協力があったからですが、ザビエルによってキリスト教徒になった日本人が大きく加担していました。

そのキリシタン大名たちがなぜ奴隷貿易に手を染めたかというと、重要な武器となる火薬を手に入れるためだったのです。国内で抜きん出た力が欲しかったんでしょうね。

そんな訳で、キリシタンに対して最初は好意的だった秀吉も、宣教師たちの植民地支配を危惧するようになると同時に、キリスト教徒が神社仏閣を破壊したり、冒頭のように日本人子女を奴隷として売ったりしているのを看過できず、結果弾圧するようになったようです。

そんな歴史を知ると、過去のアフリカ大陸やアメリカ大陸でヨーロッパ諸国が犯した蛮行と相まって、やっぱり「キリスト教=奴隷貿易(人身売買)の歴史」と考えてしまいます。

そんなマイナスイメージを日本人に植え付けないために、戦後GHQによる歴史改ざんが行なわれ、全国各地にキリスト教学校が乱立することになったのだろうか…

どうにせよ、現支配層に都合の悪いエグい事実は、現支配層に都合の良い無難な事実へと書き変えられるのが常。

学校で習う歴史は改ざんされている可能性があることを踏まえて、どんな情報も鵜呑みにしない広い視野を持ち続けたいです。