ぺんぎんメモ

除染土はどこへ?再利用って何に使ったの?

time 2019/05/30

「農地造成で除染土が使われる」という話を聞いていてまさかと思ったのですが、環境省HPを確認するとどうやら本当のようです。

最初、公共事業で除染土を再利用する話を聞いていて、「除染土を再利用する」という発想自体に吐き気がしましたが、数十年前に岡山県・人形峠にあるウランで汚染された土を煉瓦にして販売したという事例が過去にあったので、「やっぱりこの国は変わっていないんだな」という諦めに変わりました。

こうした事実を知る度に、放射能の危険性を認識できない国に、放射能を扱わせたのがそもそもの間違いだったと感じます。

核の平和利用として原発産業をこの国に入れた某政治家は、こういうことになると当初から予想できたのではないでしょうか?欠陥戦闘機F35みたいに無理やりアメリカに買わされたのでしょうか?酷いものです。

除染土の再利用に関して、環境省HPにはこんな掲載がされています。

①放射性物質を含む除去土壌はそのままでは利用が難しいのですが、土壌は本来貴重な資源であるため、汚染の程度を下げる処理などを行った上で、安全性を確保しつつ地元の理解を得て利用することを目指しています。

②その際、想定される用途ごとの追加被ばく線量評価に基づき、追加被ばく線量を制限するための土壌の放射能濃度の設定や覆土等の遮へい措置を講じた上で、適切な管理の下で利用することが考えられています。

③具体的には、管理主体や責任体制が明確となっている公共事業等における盛土材等の構造基盤の部材に限定して利用することが考えられています。

④土壌資源を有効利用することにより、最終処分が必要となる量を減少させ、最終処分場の施設規模を縮小すると共に、土砂の新規採取量の抑制を図ることも可能になると考えられます。

出典:https://www.env.go.jp/chemi/rhm/h28kisoshiryo/h28qa-09-12.html

当初、再利用が検討されていたのは公共事業(道路や防潮堤、海岸防災林等での利用)に限られていましたが、いつのまにか農地造成にも話が広がっていました。

作業者や一般人の追加被ばく線量を年間1ミリシーベルト以下に抑えられるように放射性物質濃度を制限したり、汚染されていない土で覆う等を施して再利用する量を念頭においているとのことですが、そういうことじゃないですよね。

除染土を再利用するという概念自体が間違っていることに気付いてほしい。

しかも農地造成に利用するということは、そこで農産物が作られるわけでそれを食べる人がいるわけです。この国は何を考えているんだ???

この後に及んでまだ、「原発は安全だから再稼働しろ」「原発を廃炉にするのはもったいない」「放射能は有害ではない」と発言している人々は、福島県へ行って除染作業をするか日本各地にある原発で働くべきです。

そしてそうした発言がいかに無責任な発言か、自分の目と身体で確かめる必要があります。原発周辺地域では白血病やガン発症率が軒並み高いこと、放射性物質による健康被害が出ていることなど、自分の目で見るべきです。

原発事故によって大勢の人の命と健康を奪っただけでなく(国は正式な数を公表せず、医療関係者を取り込んで真実を隠蔽していますが)、今も多くの人々の生活を苦しめ、なおかつ国民の多くが被爆させられている現状を思うとやりきれなくなります。

そんな状況でもまだ「除染土の再利用」などと謳い、少しでもマシな生活環境さえも危険にさらそうとするとは、この国には希望はありません。今30代ですが、このままこの国に暮らしていたら間違いなく幸せにはなれないという思いが、日に日に強くなっていきます。

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奨学金完済を目指しながら、旅、食、自然、心理、(セミ)リタイア、海外移住、晴耕雨読生活などを 追い求めて暮らしています。

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