子女を海外へ売り飛ばした歴史

日本には外貨を獲得できるような資源があまりなかったため、外貨を得るために日本人子女を海外へ売り飛ばした歴史が何度かあります。

1度目は、キリシタン大名・宣教師たちがヨーロッパへの奴隷貿易で数十万人(『近世日本国民史 豊臣秀吉(二)豊臣氏時代 乙篇 (講談社学術文庫)』)。

2度目は、明治・大正・昭和時代に政府関係者たちが世界中へ数十万人(『からゆきさん  異国に売られた少女たち (朝日文庫)』)。

現代の日本史で崇められている人々が、最近こうした非道に関わっていたことが知られ始めていますが、それでも一般的にはタブーな話。福沢諭吉など教科書で崇められている人には、それなりの裏があるということが分かります。

GHQによる歴史改ざんや隠蔽工作、国家上層部における利害関係の一致もあって、当時多くの子女が騙されて海を渡ったようです。

稼げる仕事があると言われ、貧しい家族を養おうという一心で斡旋業者に(人身売買業者とは知らず)付いていった結果、長く過酷な船旅となり、行き着いた先は異国の地…

そこで奴隷の一生を送るという人生は、地獄以外の何者でもないと思います…想像しただけでしんどいです。

異国で自分の扱いを知り、自ら命を絶った人もいたそうですが、必死に生き抜いた人もいました…

こうした事実をきちんと学校教育で教えるべきだと思いますが、当時の政府や政治家、実業家などが関わっているせいか、事実を歪めて歴史化しているので一般的な認知度はいまだに低いようです。

おそらく知られると相当マズい歴史なのだろうと思います。

しかしながら日本人としては、「からゆきさん」のような地獄を味わった女性が数万~数十万人いた事実と、それに関わった政府関係者や政治家、実業家などを知っておく必要があると思うので、今後もできる限り調べていこうと思います。