ぺんぎんメモ

「港区立郷土歴史館」で明治初期の日本の写真を見てきた

time 2019/12/12

先月末、港区立郷土歴史館で開催されている特別展、「日本・オーストリア 国交のはじまり~写真家が見た明治初期日本の姿~」を見に行ってきました。

この展示では明治初期の日本の写真が見られるというので、前々からぜひ行きたいと思っていたため、実際に各展示品を見られたことは有益でしたが、それと同じくらい港区立郷土歴史館という建物を見られたことも貴重な体験でした。

アクセスは白金台駅(2番出口)からすぐ。この建物は、東大建築学科教授の内田祥三氏により設計された、「内田ゴシック」と呼ばれる特徴的なデザインとなっています。

ただ、もともとは1938年に公衆衛生院として建設された建物で、その後歴史的建造物として保存されながら、現在は港区の複合施設として使われているようです。正面から見るといかにも大学といった感じです。

が、館内はヨーロッパの美術館のような造りになっていて、荘厳な雰囲気が漂っていました。平日午後に訪れたせいか、人が少なかったことも関係しているかもしれません。

天井もこんな感じで吹き抜けになっており、細部まで凝った造りになっていました。

展示品自体は多くありませんでしたが、明治初期の都内の雰囲気や日本人の様子が分かる写真やスライドが見られて、どれも興味深かったです。この写真では、車夫さんの脚の力強さに見とれました。人々の装い、家屋の造り、洗濯物等を見ると、今とは違う生活環境が如実に伝わってきます。

低層で長屋の建物が目立ちますが、「今でもこんな地域があるかも」と人物以外はあまり違和感を抱かなかった写真。

明治初期に撮られた写真のためか、服装や髪型などが江戸時代とたいして変わっていない人とそうでない人がいるように感じました。この方は指輪もしていて、靴も履いていますし、服装も洋服に近付いているように見えました。

特別展の展示内容だけでなく、郷土歴史館の美しい造りにも得るものがありましたが、この建物がアメリカ・ロックフェラー財団の寄付によって建てられたという点で興ざめしました。とはいえ、江戸時代~明治初期の庶民の様子が分かる写真を見られたので満足です。

       



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奨学金完済を目指しながら、旅、食、自然、(セミ)リタイア、(海外)移住、晴耕雨読生活などを 追い求めて暮らしています。

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