放射能汚染地域で激増する小児甲状腺がん、乳がん、骨がん、血液がん、肺がん、白血病

1986年に起きたチェルノブイリ原発事故から7年後、原発周辺地域では甲状腺がんが激増したといわれました。

そしてその後、乳がん、骨がん、血液がん、白血病患者の増加がありました。

これと同じ流れが現在、福島原発周辺地域でも起こっています。

現時点で福島原発事故から6年が経過。

今爆発的に増加しているのは、小児甲状腺がんです。これは、放射性ヨウ素131が甲状腺に取り込まれて被爆した結果によるもの。

甲状腺は本来、海藻などに含まれるヨウ素を栄養分としています。

が、人間の体はヨウ素と放射性ヨウ素の区別ができないため、体内に入った放射性ヨウ素131をそのまま吸収してしまうのです。

甲状腺ガン自体は放射能とは全く関係なく起こることもありますが、それは大人の場合。

子どもがかかることは滅多になく、あっても100万人に1人の割合。

にもかかわらず、現在、福島原発周辺地域ではこの小児甲状腺がんが激増しているのです。

ちなみに、放射能の被害を受けやすいのは、子どもだけでなく女性もだそうで、そのせいなのか、最近は乳がん患者も激増しているそうです。

チェルノブイリ原発事故後、遠く離れた日本にもその放射性物質が飛来して、1990年代に東北地方の乳がん患者が激増したことがありましたが、それと同じことが今起こっているようです。

乳ガンの原因になる食事を摂取していなくても、ストレスを溜めないようにしていても、子どもを産んで育てていても、乳がんになる可能性を高めてしまう放射能、、、

チェルノブイリ原発周辺地域の状況推移から、福島原発周辺地域では今後乳がんだけでなく、白血病、骨がん、血液がん、肺がんの激増が予想されます。

東京電力や日本政府、IAEA、その他原発によって恩恵を受けている組織は、原発とがんや白血病の因果関係を絶対に認めません。

しかしながら、これらの健康被害はスリーマイル原発事故やチェルノブイリ原発事故、その他多くの原発事故発生周辺地域で起きていることです。

そうしたリスクから身を守り、危険な状況から逃れるためには、できるだけ原発から遠く離れた土地へ移住することが望ましいと思えます。

とはいえ、もはや世界中に原発と核処理施設がありますし、放射能以外の危険も年々増加中、、、

そんな状況では、もはや安全な居住地なんてないのかもしれませんが、健康に生き続けるためにできることはやっていきたいと思っています。