腕が良かった歌舞伎町の美容院での思い出

都内で働いていた頃は、歌舞伎町のとある美容院へ行っていました。

立地・内装はイマイチでしたが、夜遅くまでやっていたうえに、美容師の腕が良かったので通い続けていました。

近くに整体屋もあったので、美容院の後に整体という感じでよく行っていたんです。歌舞伎町と新大久保辺りは整体屋が多いので便利でした。

ちなみに、その美容院へ数か月前に久々に行ったら、店長も含めて全員知らない美容師になっていて腕も落ちていました……なのでそれからは行っていません。

訊けば、いつも担当してくれていた人は、新店立ち上げのために博多・天神へ行ったとか。当時店長だった人も、会社拡大に向けて関東近辺の出店のために奔走しているらしい。

2人とも壮絶に腕が良かったので、もう少しあの美容院で切って欲しかったな~と今となっては思いますが、これも時の流れ。

思い出に残っているのは、雪の降る夜、その2人の美容師と私3人で少々話したこと。歌舞伎町という土地柄ゆえ、頭を盛ったお嬢たちの出勤後は、お客が少な目だったので美容師も色んな話をしてくれたものです。

今も美容院に行く度にその2人のことを思い出します。喋れて動きに無駄がなくて腕がいい美容師は、どこでも引く手あまたなのでしょう。きっと今でも辣腕を振るっていることでしょうね。