前回紹介した【処分しなかった私物①】セーラームーンパズルの他に、もう1つ、実家片付けで処分せずに現自宅に持ち帰ったものがあります。それが『ジュニアたのしい手づくりシリーズ』12冊セット。
これは手芸と料理を子どもが実践しやすいよう、絵で分かりやすく解説してある本で、幼少期に図書館へ行くと毎回読んでいたほど大好きなシリーズでした。
ただ、高価なので欲しいとは言えずにいたのですが、ある年のクリスマスの朝、枕元にこれが包装紙に包まれた状態で置いてあって大喜びした覚えがあります。そんな経緯もあってか、以降自宅にあることが嬉しすぎて数年間は飽きもせず繰り返し読んでいましたね。
そんな本ですが、手芸は全般的に苦手だったようで、編み物以外は見るだけで終了……本の通り作れるほどの緻密な頭ではなかったみたい(泣) 一方、料理は好きだったので、この本を見ながらよく作っていましたね。ただ手芸同様、子ども向けとはいえ結構本格的な内容なので今見ても十分楽しめる内容です。
そんな訳で、この『ジュニアたのしい手づくりシリーズ』は、高価であることもそうですが、幼少期から長期に渡ってお世話になってきた思い入れのある物なので、今日までこうして手元に置いているのだと思います。
こうしてみると、昔から料理や編み物が好きだったんだなぁって少し感慨深いです。得意かどうかは別として、こういう本を眺めること自体も好きだったんですよね。きっとこれからもそんな部分は変わらないんでしょう。