『安保徹のやさしい解体新書』②高血圧の基準値はおかしい

『安保徹のやさしい解体新書』①病気はストレスと低体温から始まるから間が空いてしまいましたが、この本には目から鱗の内容が溢れているので、引き続き紹介しないわけにはいきません。

1970年代前半、高血圧症の基準値は180mmHgとされていたそうです(『安保徹のやさしい解体新書』p87)。しかしながら徐々にその基準を満たす患者がいなくなってしまったので、日本高血圧学会は1980年代後半に基準値を160mmHgにしたそう。

しかし、それでもなお減り続ける高血圧患者数に危機感を覚えた日本高血圧学会は、基準値を140mmHgへ下げ、その後130mmHgまで下げています。学会の存在意義のために高血圧患者が減るたびに基準値を下げて、高血圧患者数の維持に努めている日本高血圧学会は控えめに言って狂っています。

また、日本人に多い本態性高血圧症の原因が不明にもかかわらず、高血圧症の基準値を変えて生み出した高血圧患者に対して、降圧剤を投与し続ける医師もまた狂っていると思います。

そして降圧剤は、抗がん剤と並んで安定収益となっている莫大医療利権。それが減っては困るので、圧力をかけて高血圧基準値を下げ高血圧患者数を維持しようとする製薬業界も狂っています。

さらに、以前血圧基準値を下げる厚生労働省の不思議でも書きましたが、そんなイカサマ基準値を設定している学会を野放しにし、国民の健康を守ろうとしない厚生労働省は狂いまくっています。

余談ですが、私自身は幼少期からずっと低血圧で上も100以下、めまいや立ちくらみが多い人生を送ってきました。塩分が好きだったので塩をたっぷり摂った生活を送ってきましたが、いまだに脳にエネルギーが不足している感覚があります。そう思うと、

  • 血圧を上昇させているのは身を守る反応です。血圧を一生懸命上げて体のすみずみにまで血液が流れるよう反応しています(p89)
  • 血圧の高さはいい悪いではなく、自律神経が体全体を見て微妙な調整をしています。体のしくみは、すべてそれぞれの人生や進化の流れを背負い微妙に調節をしています。人為的に手出しをして調整する世界ではありません。(p90)

という言葉通り、血圧は人それぞれ必要な数値があるように思えてなりません。

製薬会社がスポンサーとなっている研究機関、WHO、日本高血圧学会などが出す高血圧基準値は信じないほうが、健康を維持できる可能性が高いと思います。降圧剤は認知症の原因になっているという指摘もあるくらいですから…

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