これまで数十回訪れている北京。
ですが、毎回思うのが食事が口に合わないこと…
水や大気の汚染が原因だと思っていますが、美味しくない食事は日本食に慣れている人にとってかなりのストレスです。
そんなわけで、味、雰囲気(清潔感)、価格といった面から、比較的安心して食事を摂れるレストランを書いておこうと思います。
金鼎軒(きんていけん)
北京市内に数店舗あるこのお店は、点心が主なメニューで、あっさりとした味付けが特徴です。
24時間営業の店舗も多く昼夜問わず混んでいますが、朝は比較的空いている様子。
1人でも入りやすいお店なので、北京滞在時はよく利用しています。
「金鼎軒」は中国の食事で感じることの多い、泥臭さや油っぽさがあまりなく、美味しいメニューが多い印象。
また、1品あたり20元前後(約300円)で食べられるほか、各メニューの量が少ないため数品頼めるのも魅力です。
例えば、こちらは野菜粥とゴマ餡入り白玉。
ただ、野菜を使ったメニューは美味しくない場合が多いので、避けた方が無難かも(紹介しておきながら)。
このお店が便利なのは、注文方法が簡単なこと!
メニューを見ながら、テーブルにある注文用紙に鉛筆でメニュー番号と注文数を書き込み、店員さんに渡すだけ!
流暢な中国語が話せなくても安心して注文ができます。
こちらは、温かい豆乳と白粥、蒸しパン。
この他にも、麺類や点心メニューも豊富にあります。
とはいえ、「やっぱり現地の中華料理は無理…」という方は次のお店へ。
丸亀製麺
王府井にある「新東安市場」というビルには、日本でおなじみの「丸亀製麺」が入っています。
このビルには、他にも日本企業の飲食店が進出しているので、今後は安心して食事が摂れる場所が増える可能性。
とはいえ、しょっちゅうお店が入れ替わるため事前確認が必須です。
ここの丸亀製麺では、ご飯とカレー以外が美味しいため(できるだけ水を使わないメニューが美味しい)、うどんと天ぷらを食べることをお勧めします!
ちなみに、ここのお店の店員さんは皆テキパキと働いており、店内も常に清潔に保たれているので、日本に近い清潔な状態で食事を摂ることができました。
SUBWAY
北京の至るところにあるSUBWAYですが、ここのパンは現地水を使用していないのか?美味しいです。
北京にある(というか中国・香港にある)パン屋の多くは、現地水と品質不明の油を使用しているせいか、高級店であってもパンの味が泥臭いことが多い…
そんな中、SUBWAYはパンも中身も美味しいので、安心して食べることができます。
このクオリティなら、日本と変わらない価格なのも納得です。
満記甜品
お次はスイーツ!
王府井にある「北京市百貨大楼」2階にある「満記甜品」では、日本と変わらない味のスイーツを楽しむことができます。
王府井は常に混んでいますが、このデパートは常に空いていて快適~
日本とあまり変わらない価格設定のせいか、どのメニューも美味しいです!
特に、ココナッツミルクや白玉、タピオカなどを使ったメニューは外れがありません。
ただ、バナナクレープのクレープ生地に少しだけ癖があったので、避けた方が無難かも…
原因は、油か水(か両方)だと思われます。
知らない場所での食事は事前リサーチしていても、実際に食べるまでは分からないことが数多くあります。
が、元気に現地滞在するために食事は重要!
北京滞在時には日本食を持参するとともに、上記のお店を利用しながら食べられるものだけを食べるようにしています。
ちなみに、北京市内は電車や路線バスで移動できますが、その際は治安の面でも利便性の面でも交通ICカード「一卡通」を使うのがおすすめ!
現金でも切符は買えますが、頻繁に公共交通機関を利用するならICカードが断然便利!
日本のSuicaやPASMOみたいなものです。
地下鉄駅の窓口で、デポジットとチャージ金額を渡せば簡単に購入できます(筆談でもOK)。
ICカードの使い方は日本と同様ですが、地下鉄では手荷物のX線検査があるので、毎回周囲の流れに乗って利用しています。