数年前、イタリア・フィレンツェへ行ったのですが、街全体が芸術品のように美しくて感動したのを覚えています。それもそのはず、フィレンツェは街全体が世界遺産になっており、「屋根のない美術館」といわれているほどなのです。
写真手前の八角形の形が特徴的な建物は聖ジョヴァンニ洗礼堂で、11世紀から100年以上かけて今の形となったそうです。
こちらは13世紀に建設されたドゥオーモ(正式名称:サンタ・マリア・デル・フィオーレ、通称:花の大聖堂)です。1296年から175年かけて建設された、現在のフィレンツェのシンボルともいえる建物です。
ドゥオーモの隣にあるジョットの鐘楼も美しいこと極まりなく、82mあるこの建物を登るとドゥオーモのクーポラ(丸いドーム部分)を含めたフィレンツェの街全体を見渡すことができます。ドゥオーモとジョットの鐘楼どちらに登るか迷ったら、絶対にジョットの鐘楼に登ることをお勧めします!
それは、ジョットの鐘楼からの眺めがこんなに素晴らしいから!こんな絶景を見せられたら、暑くて狭い階段を登って疲れた身体も一気に癒されます。
ジョットの鐘楼に登って周回すると、街のあらゆる観光地を見渡すことができるのも魅力です。
こちらは、ウフィッツィ美術館内から撮影したヴェッキオ橋です。「古い橋」という名前そのままにフィレンツェ最古の橋で、1345年建造の橋の上には、現在もアパートが立っていてそれぞれ可愛いピンクや黄色に塗られています。
そんな建物の内側はこんな様子。ヴェッキオ橋の上には金銀細工のお店が立ち並び、多くの観光客で賑わっています。橋でありアパートでもありお店でもあるヴェッキオ橋は少し変わった橋ですが、魅力たっぷりな橋なのです。
ミケランジェロ広場から見た、ヴェッキオ橋、ヴェッキオ宮殿、ジョットの鐘楼、ドゥオーモです。
イタリアには多くの美しい街がありますが、その中でもフィレンツェは特に美しく魅力あふれる街だと思います。機会があれば数か月滞在し、街中をのんびり歩いてみたいです。