焼き菓子作りに、バターではなく太白胡麻油を使う6つの理由

ここ数か月、それまでお菓子作りで当然のように使っていたバターではなく、太白胡麻油を使うようになりました。その理由は6つあります。

常温に戻す必要がない

まず、バターを使う場合、常温に戻して柔らかくする手間が必要ですが、太白胡麻油にはそれがありません。太白胡麻油は常温で液体のため、使いたいときにすぐに使えてとても便利です!

卵など液体類と混ぜても分離しない

次に、太白胡麻油を使う前は、バター同様「油だから当然分離するだろう」と思っていました。が、使ってビックリ!

卵と混ぜても、水と混ぜても一切分離しません。むしろ、よく混ざる!

バターを使っている場合、卵を加える際は2~3回に分けて加える~みたいな説明書が多いですが、太白胡麻油の場合はそうした液体類を一気に加えても分離しないので、お菓子作りの時短になります♪

計量がラク

毎回バターを計量するときは、バターナイフで少しずつカットしながら計量していました。そうすると、微量調整に手間がかかるし、当然ながらバターナイフも汚れます…

それが太白胡麻油の場合は、容器から直接注いで計量できるので、計量が圧倒的にラクになりました!

賞味期限が長い

バター(冷蔵・無塩)の賞味期限は4ヶ月前後ですが、太白胡麻油の賞味期限は1年以上あるため、「あと少しで賞味期限が切れる!」と心配する必要もなくなりました。

あっさりしていて香ばしい

焼き菓子に使った際の個人的な印象として、太白胡麻油を使用した時のほうがバターを使った時よりもあっさりしている感じがします。

にもかかわらず、香ばしさは増すような印象があるため、焼き菓子全般に合う油だと感じています。

バター特有の風味が欲しい場合は別ですが、そうでなければ乳製品ではない太白胡麻油のほうが、体への負担も少なくて済みます。

素材の風味を邪魔しない

太白胡麻油はごま油とはいえ無臭で、その使いやすさからサラダ油を良質にした油のような印象があります。

太白胡麻油の存在を知らなかった頃は、バターの代わりにオリーブオイルを使っていたこともありますが、オリーブオイルはその特有の香りのため、どうしても使用する素材の風味を邪魔してしまいます。

個人的にはよく分かりませんが、太白胡麻油を使った焼き菓子はしっとり&ふわふわ感が持続するそうなので、そうした食感を求めるケーキ類やパン作りに使うと、より美味しくできるのかもしれません。

また、太白胡麻油はノンコレステロールのため、バターよりも体への負担が少ないようです。

油の中でも酸化しにくく高温加熱に強いごま油ですが、その中でも無臭な太白胡麻油は焼き菓子作りにピッタリな油です。

今でも高価ですが…今後太白胡麻油の価格が高騰するか、バターの風味が必要なお菓子作りの場合以外は、太白胡麻油を使い続けたいと思っています。