「大室山」からの紅葉と富士山は絶景

大室山のリフトに乗るため、伊豆高原へ行ってきました。伊豆高原駅まではJRと伊豆急を乗り継いで2時間以上かかりました。乗っているだけでも結構疲れますね。

大室山へは伊豆高原駅1番バス乗り場から、シャボテン公園行バスに乗って終点で下車すれば到着(所要時間20分)。バスは1時間に2本ほど運行しているようですが、ICカードは使用できないため大人1人片道360円を用意する必要があります。

大室山は約4000年前に平らな土地に噴火が起こって、上に吹き出したスコリア(火山噴出物の一種、粘り気が少ない)が円錐上に広がってそのまま固まったもので、お椀を伏せたような形の山になっています。

到着した当初は強風のためにリフトが運行休止となっていましたが、少し待った末に無事乗ることができました。料金は大人1人往復500円です。リフト乗り場の奥に、お手洗いとコインロッカーがあります。

約6分間で山頂に到着。スキー場にあるのと同じような簡易リフトだったため、怖くて付属バーをしっかり握っていました。

山頂に着くと標高580mあるだけあって、あまりの景色の美しさに目を奪われます。

強風だったせいか雲もほとんどなく、富士山も綺麗に見えました。紅葉している周囲の山々とのコントラストは見事です。

山頂には直径300m、周囲1km、深さ70mの噴火口跡があり、周囲1kmを歩けるコースでは富士山をはじめ、南アルプス、伊豆七島、房総半島など360度のパノラマが楽しめます。また、山頂中央に窪んだ噴火口跡ではアーチェリーも楽しめるようです。

山頂を歩いている間中、常に美しい紅葉が見えて絵画のようでした。

海側の景色もまた格別で、大島がしっかり見えます。その右の利島や新島も鮮明に見えました。

海側の住宅街にも紅葉地帯を多く見れたため、海と紅葉を同時に堪能できて大満足でした。美しい景色は見飽きることがないですね。