六本木ヒルズに住むことになった、元々の住民

以前勤務していた会社の同僚に、六本木ヒルズに住んでいる方が数名いました。

その方々はひと昔前にメディアを賑わせた?ヒルズ族とは異なり、昔から六本木に住んでいて六本木ヒルズ建設時に自宅が開発区域に引っかかったため、等価交換的にヒルズに住むことになったとのこと。

その方々の話では、当時六本木ヒルズに入居した地域住民は、住居とは別にもう1室、破格の価格で購入することができたのだそう。

その話を伺った当時は「六本木ヒルズに住んでいるなんてスゴイなぁ」としか思わなかったのですが、実はいろいろと内部事情が複雑みたいなので、今考えると安易に良いとも言えない気がしています。

ただ、その開発にギリギリ引っかからなかった近くのアパートはかなり老朽化していたそうなので、仮に六本木ヒルズが建っている地域一帯が開発されなければ、現代建築様式の建物群はなかったのではと想像。

話は変わりますが、東京大空襲時に疎開のため一時期横浜に住んでいた親族の話を聞いたことがあるのですが、その方の話では「疎開が終わって都内に戻ったら、自分の土地が全て他者に渡っていた」とのこと。それを聞いて、戦争のどさくさに紛れて当時かなりの土地が闇移動したのではと思いました…

実家があった田舎に住んでいた時も、土地で争う親戚を見聞きしていたので、都内の土地ならさもありなんと合点がいきました。利害関係が複雑に絡むことは、話が一筋縄ではいかないばかりか、時が経つにつれて揉めに揉めていきます。

そんなわけで、海外移住時にも自分が管理しなければならない土地(宅地・農地含めて)や建物は、現状のままゼロでいきたいと思っています。