砂糖が庶民に身近でなかった時代、料理に甘みを付ける際はさつまいもやかぼちゃを使っていたそうです。
さつまいもやかぼちゃがもつ甘みが、大活躍していた時代があったわけです。
そもそも砂糖はわざわざ摂取しなくても、多くの食物から糖分を摂取することができるため、摂る必要のないもの。
そのため砂糖ではなく、さつまいもやかぼちゃなどの芋類、人参、穀物、果物などを摂取するのが良いようです。
最近、少しずつ砂糖の害が叫ばれるようになり、砂糖が体にとっていかに悪影響を及ぼすものかが分かってきました。
以前は私自身も精製された砂糖を大量摂取し、長らく体調不良を経験していたのでその悪影響は分かっているつもりです…
今考えると、当時は体内の血が砂糖で汚れて血流障害があちこちで起き、体のバランスが崩れていたのだと思います。
とはいえ砂糖は、体に悪いと分かっていても小麦粉などと同じで依存性の高い食品であるため、
1度摂取すると繰り返し体が欲してしまう食品でもあります。
子どもの頃から砂糖が身近な存在であった人の多くは、砂糖がお菓子だけでなく多くの料理に含まれることから、大人になって急に食生活から砂糖を排除しようとしてもなかなかできません…
ただ現状の私がそうなのですが、砂糖を避ける生活を続けていると徐々に砂糖を摂取しなくてもいられる体に変化していきます。
というか、体が砂糖を受け付けなくなっていきます。
もちろん、最初から「絶対砂糖は使わない!」と決めてしまうとしんどくなるので、てんさい糖という精製されていない砂糖は使い続けています。
と同時に、最近ではみりんを使うなど、砂糖の摂取量を極力抑えるようにもしています。
自分が無理なく生活していくことが大切かなと。
【追記】1年後、【砂糖不使用】さつまいもで作るあんこを作ってみましたが、なかなかイケました。