ぺんぎんメモ

「藤沢市藤澤浮世絵館」で見た江戸時代庶民の楽しそうな表情

time 2019/05/20

先日、東海道を歩き始めた数年前からずっと行きたかった「藤沢市藤澤浮世絵館」へ行ってきました。

藤澤浮世絵館は、JR辻堂駅北口から徒歩5分、「ココテラス」という建物の7階にあります(パスポートセンターがある建物の隣の建物です)。

比較的アクセスの良い場所にあるのですが、これまでなかなか行く機会がつくれず先延ばしになっていました。ようやく来れたなという感じです。

訪れた時は、初代・二代・三代の歌川広重が描いた浮世絵が展示されていました。展示内容は約2か月周期で変わるようです。

「浮世」とは本来は辛く苦しい世を意味する中世の「憂世」が、戦乱が終わり太平の世になって平和で楽しい世を意味するように書き改められたものと言われています。現代でこそ浮世絵は、人々の暮らしや世相を描いた芸術作品となっていますが、江戸~明治時代初期当時は、様々な情報発信の手段としての印刷物でした。

また、有力な広告媒体でもあり、名所絵や美人絵にはさりげなく店名や商品名を入れたものもあったようです。当時は絵草紙屋で手軽に買える商品だったため、いい宣伝にもなったのでしょう。

江戸時代の庶民生活は明確になっていませんが、展示されている浮世絵からは楽しそうで穏やかな雰囲気が伝わってきました。そんな浮世絵からはヨーロッパの宗教画や戦争画、貧富の格差を感じさせる絵画とは随分と異なる印象を覚えました。

館内は、作品が色褪せないように暗い照明になっていました。そのせいか、落ち着いた雰囲気の中でじっくりと鑑賞できました。

浮世絵はその美しさもさることながら、ゴッホなどに代表されるヨーロッパの画家たちに多大な影響を与えていた点でも魅力的。その時代のヨーロッパ絵画をフランスで見たことがありますが、浮世絵が描かれているものがあって驚きました。

展示されている浮世絵に知っている町が多くあって、親しみをもって見ることができました。無料ですし落ち着ける空間なので、また近くに行く機会があれば立ち寄ってみようと思います。

(「藤沢市藤澤浮世絵館」施設情報)

  • 入館料無料
  • 営業時間10~19時(入館は18時半まで)
  • 月曜休館
  • フラッシュなしの撮影はOK

       



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奨学金完済を目指しながら、旅、食、自然、(セミ)リタイア、(海外)移住、晴耕雨読生活などを 追い求めて暮らしています。

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