数十年前から、日本は他国に比べてレントゲンを撮り過ぎだと指摘されてきました。
それもそのはず、日本におけるレントゲンやCTは、医療機器販売メーカーと医療機関との癒着により、妊婦に危険と言いながら、子どもからお年寄りにまで多用されているのです。
最近では、レントゲン使用を最小限に抑える医療機関も増えてきているようですが、それでも投資した機械の元を取るまではという感覚なのか、いまだに多用している医療機関を見かけます。
その結果起きているのが、医療放射線被爆です。
近年、ガン発症率が高くなったと言われますが、原因はストレス、食生活の変化、原発以外に、この医療放射線被爆もあると思っています。
しかしながら、医療関係者の大半が高確率で、「レントゲン写真を一枚撮影した時の放射線量は、自然放射線と比較しても少なく、何度もレントゲン写真を撮ったからといって体にはほとんど影響はない。」と話します。
が、自然放射線とは違い、人工放射線はガンや白血病を発症して危険でも書いたように、人工放射線と自然放射線は違うのです。
世界的に見ても自然放射線の高い地域で、自然放射線による健康被害は報告されていません。
が、人工放射線を大量に放っている原発や核実験地域、原発事故発生地域周辺などでは、政府や医師会から隠蔽されつつも、深刻な健康被害が多数報告されています。
自然放射線は体内に蓄積しないのに対し、人工放射線は体内に蓄積します。そのため、体の内部を可視するために人工放射線を利用した結果、内部被爆を招く可能性が高いのです。
そもそも、妊婦さんのお腹にいる赤ちゃんに対して危険なものを、人に対して多用すること自体がおかしいと思います。
全ての医療関係者に十分な知識があるわけではないので、患者自身が安全な治療をする医療機関を選ばないと、自ら病気の種を蒔くことになります。
ただ、大人はそうできても、子どもは集団検診などで避けるのが難しいケースも多く、私も幼少期から避けるのに辛苦してきました。
とはいえ、将来の病気の種を植え付けるレントゲンやCTは、今後もできる限り避け続けようと思います。