東日本の危険を認めたくない人の中には、「西日本よりも東日本の方が放射線数値が低いから、東日本の方が安全」とか「西日本も東日本も危険性は変わらない」などと言う人がいます。
しかし、そうした人は放射線に人工放射線と自然放射線の2つがあり、そのうち健康被害が出るのは、人工放射線であることを知りません。
人工放射線は体内に蓄積する
自然放射線は体内に蓄積しませんが、人工放射線は体内に蓄積するため、現在、人工放射線量が高い東日本は、自然放射線量が高い西日本よりも危険なのです。
仮に、自然放射線でも健康被害が出ているとしたら、自然放射線が高い地域の方が低い地域よりも平均寿命が短くなるはずです。
しかし、下図(文部科学省の「はかるくん」貸出施策で求められた各都道府県の放射線量の平均値*原発事故前)を見ても分かる通り、自然放射線数値が高い中国・関西地方で平均寿命が短く、低い東北地方で平均寿命が高いという関連性は見られません。
下図は、都道府県別平均寿命地図2000年時点(「www.pref.shimane.lg.jp」より)。
御用学者が「放射能は微量なら問題ない」などと発言していますが、問題ないのは自然放射線のことであり、人工放射線は例え微量でも体内に蓄積されてしまうため大問題で、それはチェルノブイリ原発事故後の健康被害をみても明らかです。
チェルノブイリ周辺国
30年前にチェルノブイリ原発事故で被爆した人々の現在の様子をネット等で知ることが出来ますが、悲惨な状況が続いています。
今後日本でも同様の現象が起こる可能性が高い・既に起こっているのですが、情報は隠蔽されて真実は闇に葬り去られています。
現在、世界の大半の国で人口増加が続いていますが、人口減少国ワースト20のうち、グルジア、モルドバ、リトアニア、ウクライナ、ブルガリア、ベラルーシ、ラトビア、ルーマニア、ロシア、ハンガリー、クロアチア、エストニア、ポーランドなどの13ヶ国がチェルノブイリ周辺国となっています。
これが意味するところは、原発事故が起こった地域から遠く離れた場所にまで放射線被害が広がっていることでこれこそが人工放射線の怖さなのです。
福島原発周辺地域でも同様の事態が起きている
そして、福島原発事故周辺地域でも、チェルノブイリ周辺国と同様のこと(人口減少)が起こっています。
政府やメディアは緘口令をしいて事実を隠蔽していますが、現地の医療関係者は口止めされていると言っています。また、ネットで調べれば目を覆いたくなるような悲惨な現実が続々と出てきます。
ちなみに私自身が、放射性物質の汚染から身体を守るために主に日常生活で実践していることは、
- 牛乳は絶対に飲まず、乳製品摂取も控える
- 酸化を促す食品の摂取も控える
- 野菜や肉や魚も安全な産地のものを摂取する
- 質の良いお味噌と海藻類(わかめ)、天然塩を積極的に摂取する(「放射性物質をデトックスする食生活 長崎原爆症を克服し89歳まで生きた秋月医師の教え」より)。
- できるだけマスクをして外出する
ことです。
危険を全て避けることは難しいけれど
上記に書いた、酸化を促す食品とは、砂糖、カップラーメン、ポテトチップス、添加物の多いハムやソーセージなどの加工肉、甘い飲み物、かまぼこなどの練り物、パン、お弁当、惣菜、脂質の多い牛や豚バラ肉、サーロイン、鶏皮、モモ肉、ウインナー、アンコウの肝、マグロのトロ、フライドポテトなど揚げ物、マーガリン、バター、マヨネーズ、クリームチーズなどの食品のことです。
これらを完璧に避けることは難しいですが、できる範囲避けて被爆から身を守っていきたいものです。