西安中心部から、路線バスで1時間ほどの場所にある「未奥湖」。
地図で見るとその周囲が公園になっていたので、散歩がてらに行ってみることにしました。とはいえ、歩ける距離ではないのでバスを利用。
安定門の外側にあるバス停から行こうと思ったのですが、城壁内からそのバス停へ行くのが大変で結構疲れました。
しかも未奥湖行きのバスは、本数が少ないのかなかなか来ませんでした。
そんな訳で、バス停では同じように多くの人が待っていましたが、結局未奥湖行きのバスに乗ったのは私だけでした。行先が異なるバスが次から次へ来るので、皆乗るバスが違った様子。
そして、到着した公園。というか遊園地??
遊園地となれば入園料がかかるもので、20元(約300円)を支払いました。
園内図を見ると、どうやら緑が生い茂る遊園地のようです。とはいえ、中国産遊園機具は人身事故を多く起こしているので、見るだけに留めましょう。
ボートもありましたが沈むかもしれない。沈んでも誰も気付かないかもしれない。という訳で危険なので、絶対に見るだけにしましょう。
遊園地なのでカップルや親子連れが主要顧客のようですが、平日のためかお客様もまばら。
でも、そのほうが散歩には最適なので、のんびり園内を歩くことに♪
未奥湖の周囲は道になっているので、のんびり歩くことができます。
ただ、ここは中国。いきなりこんなものや、
お馬さんが現れたりします!とはいえ、乗馬ができるなんて面白そう♪
でも、基本乗客放置なので危険な気が。遊園地というよりも自然と遊具が融合された広大な公園という感じです。
入口で遠くに見えた橋を渡ります。
お世辞にも水が綺麗とはいえませんが、湖を含む周囲の景色は美しいです。
ただ、途中で信用ならないつり橋があって、これを渡らないと来た道を戻るしかないと知り、恐る恐る渡りました。これもアトラクションの一種なのか?
きっと、つり橋が切れて湖に落ちても誰も気付かない、そんなときは海外保険でどう処理されるんだろうと考えながら渡りました。結局無事に渡れましたが、誰も気付いていないでしょう。
自由な気ままに楽しめそうなゴーカート。
メリーゴーランドもありましたが、いつまで経っても回転しませんでした。掃除中なのか、電力節約なのか、乗客がいないのか、その全てか…。
飲食を摂る場所もありました。でも、周囲飲食店に従業員はおらず、寂しい雰囲気。というかちょっと怖い。
唯一動いていた遊園機具。
4輪車のチャリは快適そうで、これだけは少し乗ってみたかったです。でも、車輪が取れる可能性もあるので、やっぱり危険。
開放的な射的もありました。
遊園地らしからぬブランコもありました。ただ、敷地が広大のため、遊具と遊具の間が広すぎる!
ちなみに、釣りをする人もいました。皆自由だなア。
こんな巨大ステージも。
唯一従業員がいた、子どもが喜びそうな玩具と飲料・アイスを売るお店。お客様が少ない日は、ここで業務を集約しているのかもしれません。
そんな未奥湖周辺ですが、西安で主要観光地には行き飽きたという方には是非オススメです!中国らしさを心行くまで堪能できます。
ただ、何度も言うようですが、遊園機具は安全性が足りないのでくれぐれも見るだけに留めましょう。