ギャンブルとは縁遠い私ですが、平塚に住んでいたとき近くに競輪場があったので、社会見学と称して1度だけ行ったことがあります。
当時恋人だった夫も初めてという競輪場でしたが、おじさんがたくさんいる・女性もいる淡々とした場所で治安も悪くなく、意外に清潔で想像していたよりも庶民の娯楽的な静かな場所でした。
競輪はもちろんのことギャンブルも初めての私は、競輪場内にあった「競輪の仕組みを説明してくれるコーナー」へ行き、おじさんからの親切?熱心な説明を受けてから実践(笑)
競輪場内でお蕎麦を食べたり、窓口に並んだり、レースを観戦したり、周囲の人々を観察したりしながらも、結局最後まで仕組みは分からずじまい(爆) でも、その空間を味わえたことは新鮮でした。
依存症問題・周辺地域への影響などもあるためギャンブルには基本反対ですが、これが人間なのかも、としみじみ感じた時間なのでした。
過去、競艇・競輪による京急線の治安の悪さ、府中競馬開催時の京王線の異常混雑、水道橋JRA周辺の汚さにより、ギャンブルには100%マイナスイメージしかもっていませんでした。
それは平塚競輪場見学後も変わりない感情ですが、それでも日本人とは切り離せない存在なのかも…とパチスロと似たものを感じました。
生活上で起こる色々なマイナス感情をどんな形で癒すかは人それぞれですが、その1つの方法としての存在を平塚競輪場で見た気がします。平和的というか、必要悪というか(言い過ぎかな…)。
また行きたいかと問われればNoですが、白黒付けられない世の中の実態をまた1つ知れたので行って良かったと思いました。